二段階紆余曲折

小並感満載で日常的なことを。

ロードバイクで和田峠と甲武峠を超えて檜原村まで行ってきました

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つい先日の事になりますが、ヒルクライムが少しでも楽になりますように!と願掛けをしつつもコスパが良い軽量ホイールのSHIMANO WH-RS81 C24を購入したのです。で、近所の坂を練習台として走ってみましたが、実際にヒルクライムしてどんな感じか確かめてやろうじゃないか!と言うわけで、今まで行ったことがあって歯ごたえのあるところと言うわけで和田峠まで行ってきました。

和田峠はクロスバイクで行ったことのある峠で、3.6kmと峠本体の距離は短いもののパンチのある斜度がずっと続く感じの大変ヤラレ甲斐があるところでございます。そして、この日も先週からの夏風邪が治らずに鼻水を垂らしながらのライドとなりました。

 

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和田峠までのルートは最近よくお世話になっている浅川サイクリングロードを通って行きます。前回高尾山方面に行った時は南浅川沿いに進みましたが、今回は北浅川沿いに進みます。沿いに進みますと言いながら北浅川沿いに出ることなく陣馬街道に出てしまったのでこのまま陣馬街道を進んでラストコンビニのファミマで休憩と補給をします。

 

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結果、やはり和田峠は強敵だった。登りきった峠の茶屋でかなりグロッキー状態でゼェゼェハァハァいってました。こんな辛い思いするなら来るんじゃなかった!とか思ってました。

考えてみたら最近あんまりロングライドしていなくて、体力がかなり落ちてたんだろうなと思いますし、鼻水に汗が混じってダラダラ垂れてくるので息苦しかったですね。そして、日焼け対策のUVフェイスカバーは平地を走っている時は良いけど、ヒルクラ中はとても暑くて汗びっしょりになります。

で、結局タイム的には去年クロスバイクで登ったときのほうが5秒ほど速いタイムとなっていました。あの頃は自転車通勤真面目にやってたし、体力あったんだな〜と思います。少しだけ反省。

 

和田峠からは相模湖側にダウンヒルしていきまが、途中で後輪がおかしいな?って思ったらパンクしてました。和田峠は多少路面が荒れている所があるので、ダウンヒル中に何か鋭利なものを踏んづけてしまったのでしょう。

案の定、タイヤに鋭利な小石のようなものが刺さっていました。写真は取り除いた後なんですが、きっちりと何かが食い込んだ跡がありますね。ささっとチューブを交換して先に進みます。

 

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今回は相模湖には出ないで山梨県上野原市を通って檜原村に出るルートを選択。左の藤野駅が相模湖側、右が上野原側になりますが、せっかくダウンヒルしてきたのにもう上り坂が見えて、ちょ、えっってなります。

 

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さすがは山梨県ですね、この絶景な山々を眺めつつのライドは辛い辛いとは思いながらも癒やしになってくれます。ひょっとして曇ってなかったら富士山とかも見えてしまう感じなんでしょうか?

 

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そして、こんなところにゴルフ場の建物が見えてきます。なんかドイツとかヨーロッパのお城みたいな雰囲気ですね、嘘ですよ。別にこんな山奥にゴルフ場作らなくてもいいと思うんですけれどもね。

でも、地図上でゴルフ場があるとどこかに激坂があるんじゃないかなと、わくわくしてしまう自分がそこにいるのです。

 

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山梨県道33号 上野原あきる野線に出ると甲武トンネル、甲武峠までのヒルクライムになります。和田峠を登ったあとにこれが来るのは正直しんどいですし、風邪のせいか暑さのせいか頭と身体がかなりヒートアップしているのです。そして止まらない鼻水。

 

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甲武峠は和田峠ほどの激坂ではなかったものの、消耗しきった私のは辛すぎました。最後の180度のカーブ手前で一度力尽きて休憩をはさみ、さらにトンネル手前にある展望所的な休憩スポットでしばらく休憩しました。本格的にダメな子になってしまったようです。

景色はまあまあ良かったですが、やっぱ夏場はどうしてもガスってしまっているので、もっと気温が下がった時期の方が眺めはいいですね。そして、この場所はハエがぶんぶん飛んでいて、ひょっとしたら死体でも転がっているんじゃね?とか思って急に怖くなるスポットですね、ま、涼しくなって良いね。

 

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いよいよ甲武トンネルをくぐります。ここのトンネルは結構な距離があるので注意が必要ですし、調べた所によると、走り屋さんの車が通るっぽいので気をつけましょう。で、このトンネルが登り基調だったらどうしようと思っていましたが、上野原側からだと下りになりますので、そこは安心できます。

 

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やったー!後は下りだけだー!と都民の森へ行く檜原街道を逆に下っていきます。そして檜原村の唯一の良心と言って過言ではない(過言です)檜原とうふのちとせ屋さんで豆腐ミルクソフトクリームとおからドーナッツで補給をしてから帰ります。

 

NEWホイールの感想

正直言って和田峠でNEWホイールの感想とか言うのが間違ってました。今の私にはどんなホイールでも辛いという事が身にしみてわかったきがします。今度はもっと大人しい峠をいくつかめぐるライドにしてみたいと思います。ただ、本当に信号待ちからの発進は簡単に巡航速度までもっていけるので楽でしたね。

そんなことより早く風邪治して、ロードバイク乗りまくって、ヒルクラ体力を元に戻したいです。

 

 

 

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購入したホイール「SHIMANO WH-RS81 C24」で走り出す

聖蹟桜ヶ丘のいろは坂にある和桜にて休憩中の写真

先日、初めてホイールを買いまして、開封してからセットアップまでは済ませたわけです。

 

購入したのはSHIMANO WH-RS81 C24と言うもので、Dura-AceのリムにULTEGRAのハブが組み合わさったホイールで、ULTEGRAの新モデルが発表されたことで型落ちなるから安くなるだろうし、在庫も無くなるだろうなとの判断です。

結果、Wiggleさんで46,410円と輸入時に払う消費税(2,500円くらいだったと思う)でポチる事が出来たのがすごくラッキーでした。今だとWiggleで54,000円くらい、Amazonさんで60,000円くらいのようですね。たぶんバチが当たると思います。

で、週末に実際に装着して走ってきました。

 

 

ニューホイール試走コース

WH-RS81にホイール交換したFUJI Roubaix 1.3の写真

以前、家でチューブ交換をした時にリムにチューブを挟んだまま空気を入れてしまって破裂させた事があるので初回に空気をきちんと入れる時はものすごく緊張します。今回は慎重にチューブを噛んでないか確認してからやりました。装着後に逆さまにしたままですけど、タイヤの色もいい感じなんじゃないかなと思いますよ。

 

聖蹟桜ヶ丘いろは坂にてFUJI ROUBAIXの写真

土曜日はピーカンの晴れで暑いくらいでしたが、二日酔いにて1日を無駄にしたので日曜日に出かけました。午後から雨予報と言うことで近場の坂を登ってみてホイールの間隔を確かめたいと思います。

まずは多摩川サイクリングロードで矢野口駅まで行って、よみうりランドの坂を登ってみます。その後、尾根幹の若葉台の一番きつい坂を登って聖蹟桜ヶ丘のいろは坂を登ってみました。

冒頭の写真はいろは坂のロータリーにある和桜での休憩中の写真です。アイスコーヒーがKIRINのグラスに入っているのが新しいですね!おまけで貰ったチョコが坂を登ったカロリー補給にピッタリで嬉しい所です。

 

高幡不動のガスト坂からの景色の写真

その後は百草園の激坂はパスして、高幡不動のガストの前にある激坂、通称ガスト坂にアタックします。ガスト坂頂上付近の景色は素晴らしい眺めだと思うのですが、天気的にはイマイチでしたね。

最後はフラフラっと平坦なコースを走って帰宅となりました。今度は飲みすぎずに山の方へロングライドに行きたいなと思います。

 

ニューホイール感想

スペック比較
  ホイール スプロケ 重量(フロント) 重量(リア) 重量(スプロケ)
変更前 WH-RS010 105 11-28T 820g 1,070g 365g
変更後 WH-RS81 C24 ULTEGRA 11-28T 1,503g 340g

私のロードバイク、FUJI Roubaix 1.3 2017年モデル完成車に付属の鉄下駄こと、初期ホイールはSHIMANO WH-RS010と言うもので、前後で1,890gのようです。対して今回購入したWH-RS81は前後で1,503gでおよそ400gの軽量化となっています。

同時にスプロケもULTEGRAに変更したのでスプロケ分の差分もありますが、25g程度で微々たるものだと思います。また、タイヤとチューブも別のものなのすが、完成車のものはそんなに軽いものではないんじゃないかなと思います。タイヤはともかく、チューブはパンクしてないので何が入っているかわかりません。

 

乗ってみた感想

以上のスペック上の違いがあると言う事を考慮に入れての感想です。漕ぎ出しがめっちゃ軽かったです。最初はまったりスタートしのとすぐにサイクリングロードに出ちゃうので違いがわからなかったのですが、信号がある一般道に出てから漕ぎ出しの軽さに感動しました。そして、漕ぎ出しが軽い分およそ時速30kmの巡航速度になるまでが早くて楽ちんな感じです。

よみうりランド、いろは坂、ガスト坂と登ってみましたが、私の貧脚からすると、辛いもんは辛いんじゃ!です。辛くて違いを体感したり表現したりすることが出来ないのが残念ですね。唯一感じたのは最後のガストでダンシングをした時に踏み込んだ時の軽さはすごく感じたので、軽くなった効果はあるのだと思います。

坂で違いが分からなかった原因のひとつに、飲みすぎて帰ってきてからリビングで寝ちゃったから風邪ひいて体調があんま良くなかったってのもあるんですけれどもね。

もっと本格的な長さのヒルクライムをするともっと違いがわかるのかも知れませんので、次回のヒルクラを楽しみにしていますが、結局辛いもんは辛いって感想になるかもしれません。→ 和田峠まで行ってきました

でも、大変地味なホイールですが買って良かったと胸を張って言える不思議!たぶん効果はあるんだと思います。

 

 

 

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今週のお題「晴れたらやりたいこと」に答えてみる

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今週のお題「晴れたらやりたいこと」に答えてみようと思うのだが、そんなもんロードバイクに乗りたいに決まってるやんけ。と思うわけです。ところがどっこい、最近は色々と言い訳作って晴れてても乗ってない気がする、心改めたまえ!

 

折角なので、ロードバイクで行ってみたいところを紹介しようと思います。と言うのも、今年は絶対にいつかは行ってやるぞ!と思っていたしまなみ海道に行くことが出来たので、今度はまた別の所に行ってやるぞってなわけです。

 

1周ルート編

佐渡ヶ島一周

新潟県の日本海に浮かぶでっかい島で、佐渡ロングライドなどの1周するイベントもある。佐渡ロングライドの1周コースは210キロで頑張れば完走できそうな感じなのが無理がなくて良いところ。漫画「じこまん」では恒例イベントになっているのでおなじみかもしれない。

 

淡路島一周

佐渡ヶ島と同じように島を1周するルートで距離が長いところとしては兵庫県の淡路島があり、1周が約150kmとのことだそうです。こちらも淡路島ロングライド150というイベントあるので経験者もそれなりに居るのではないかなと思います。イベントでなくてもいいけど、イベントだとエイドステーションとかもあって補給の心配が少なくて良いんじゃないかと思います。

 

琵琶湖一周

言わずと知れた日本一大きな湖である滋賀県の本体である琵琶湖を1周するのがビワイチと呼ばれているわけであります。漫画「びわっこ自転車旅行記」でも1周してましたがビワイチにもロングライドイベントがありコースは約148kmとのことだそうです。琵琶湖は北湖と南湖があってイベントでは北湖だけのようでして、南湖も含めて1周すると約200kmと結構走り甲斐があるコースなんじゃないかと思います。

 

富士山一周

日本で一番大きい湖の次は日本で一番高い山の富士山です。富士山のまわりをだいたい100kmくらい走るコースで天気が良ければ絶景の富士山を見ながらロングライドを楽しめると思います。100kmとやや大人しいものの、富士山の周りと言うこともあってアップダウンのあるやや厳し目のコースなのではないかなと想像します。

 

伊豆大島一周

これまでは1周で100km以上と骨のあるところでしたが、もっと手頃なのもあります。東京から深夜に船で出発して行けちゃう距離にあるのが伊豆大島。1周が約43kmで頑張れば日帰りも可能なんじゃないかとも思うし、初日に1周してから一泊して翌日は山を登るコースで楽しむのもありだと思う。個人的には一泊して海の幸を満喫したい。

 

八丈島一周

伊豆大島よりももっと南の方にあるのが八丈島。こちらも1周が43kmほどと手頃であるのが魅力的だし、八丈富士と呼ばれる山があったりで一周だけでなくヒルクライムも楽しめそう。常春の島と言うだけあって冬でも温かいと思うので、冬に行くには丁度良いかもしれない。底土港でそこどこ?って言いたい。

 

ヒルクライム編

日光いろは坂

栃木県日光市にあるのが日光いろは坂。「ろんぐらいだぁす!」で高宮紗希さんがまだまだビギナーだったころに下ハンブレーキが出来ずに崖からダイブしてしまったのがこのいろは坂ですね。また弱虫ペダルの2年目のインターハイ第1ステージの舞台もこの日光でした。子供の頃に毎年日光にキャンプに行っていたけど大人になってから行ってないので今行ったらどんな感想になるのかという意味でも興味深いところです。 → 行きました

 

榛名山

ハルヒルで有名な榛名山は群馬県にあるまして、登った暁にはカルデラ湖である榛名湖が出迎えてくれる素敵なところだと伺っております。ハルヒルこと榛名山ヒルクライムのコースは14.6kmで獲得標高900mくらいのコースで骨のあるコースでいつかは登ってみたいコースですね。弱虫ペダル2年目のインターハイ第2ステージの舞台にもなっています。→ 行きました

 

渋峠

ろんぐらいだぁす!で亜美ちゃんが犬のインディーくんにわしゃわしゃされてしまったのがこの渋峠で、日本の国道で最も標高が高い地点となっています。森林限界を超えた景色は誰しもが絶景だ絶景だと言うので、是非とも行ってみたい場所ですね。

 

乗鞍岳

乗鞍岳は長野県にある山で日本で自転車で登れる最高到達地点となります。「かもめ☆チャンス」で壊したロードバイクの代金をチャラにするために更科さんが登ったところですね。その他も「南鎌倉高校女子自転車部」だったり、ろんぐらいだぁす!でも登っているところです。こちらも絶景中の絶景なので、是非とも一度行ってみたいところです。

 

富士山

富士山は日本一の山だけあって自転車で登るコースもいくつかあります。毎年行われているヒルクライベントのMt.富士ヒルクライムのコースでおなじみの富士スバルライン、弱虫ペダルで小野田坂道君が頂上ゴールを制したのがふじあざみラインですね。その他にも富士山スカイラインてのがあるようです。この3つのルートと富士山1周を加えたコースを1日で走りきれる猛者は居るのでしょうか!?

 

紹介したのは行きたい場所であって行ったことある場所ではないので、知識的にも曖昧であやふやで申し訳ないです。行く度にここの内容がアップデートされるといいですね。これ以外にも行ってみたいところは沢山あるのですが、先日職場の人がアメリカのフロリダに出張に行っていて調べたら、キーウェストと言うところがあって、ここを自転車で走ったら素敵なんじゃないかと妄想しているところであります。いやぁ、とにかくロードに乗るところから始めないとですね。

 

週刊 ふるさと百名山 22号 赤城山・榛名山

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週刊 ふるさと百名山 17号 乗鞍岳・笠ヶ岳

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週刊 ふるさと百名山 16号 日光白根山・男体山

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