二段階紆余曲折

小並感満載で日常的なことを。

クロスバイクで山伏峠・正丸峠まで行ってきました、子ノ権現、そして・・・

山伏峠にてフジ パレットの写真

最近は宮ヶ瀬湖周辺の神奈川県相模原方面、奥多摩湖周辺、青梅から北の埼玉県飯能方面の3方向を順繰りに回るようにしているところです。先週は奥多摩方面の都民の森まで行ってきましたので、6月11日は飯能方面に行ってきました。

 

榎木峠にてフジ パレットの写真

いつも通り、多摩川サイクリングロードに出て北上し羽村堰経由で青梅街道に入り青梅駅を超えて軍畑駅近辺まで行きます。軍畑手前のセブンイレブンで補給を済ませていざ飯能・名栗方面へルートを取ります。軍畑駅入口の信号を右折すると上り区間に入ります。交差点から頂上までは2km弱で平均勾配は5.9%程度らしいので、勾配はそれなりにありますが、距離は短いので特に問題はなく登りきれると思います。頂上は榎木峠と言うらしいです。ここからダウンヒルをすると、名栗湖まで行った時右折したT字路に逆側から来ることになり、左折して名栗方面へ行きます。

 

飯能市 やまね食堂の写真

トンネルを超えると成木街道に出るので左折して小沢峠を登り小沢トンネルをくぐり、ダウンヒル区間を過ぎて左折すると、名栗湖方面へ行くことが出来ます。名栗湖を過ぎてしばらく道なりに進むと山伏峠への分岐になるので、その前に「やまね食堂」にてランチにすることにしました。うどんセットの大盛りを頼みましたが、珍しい野菜の天ぷらがとても美味しかったですし、うどんのつけ汁も良かったです。13時を少し過ぎたくらいだったので、他のお客さんは居ませんでしたので、少しお話したりとゆっくり休憩することが出来ました。入り口がちょっと分かりづらかったですが、バイクラックもあってサイクリング中の食事にはオススメ出来ると思います。値段もリーズナブルでした。

 

山伏峠への交差点の写真

食後はいよいよ本格的なヒルクライムです。まずは山伏峠を目指しましょう。基本的には一本道ですが、左手側にトイレ等休憩できるところがある交差点で秩父方面に右折すると山伏峠へ向かいます。山伏峠は約4kmで平均勾配が7%どのことです。序盤は集落で、1箇所だけ片側交互通行で道が荒れてたりもしましたが、他は路面も綺麗です。最初のつづら折りを超えると家はほぼ無くなり山の中に入っているのがわかります。つづら折りが頻繁に出てくるのと同時に景色も良くなってきますが、進行方向もよく見えるので、あの車どんな角度から降りてきてんねんと不安に思うこともあります。それを超えると再び森の中に入りますが、勾配はゆるやかになって、いよいよ頂上です。フロントミドル縛りかつ、リアも1つギアを残して登り切ることが出来ました。

 

正丸峠にてフジ パレットの写真

山伏峠から約1kmダウンヒルをすると、右手側に2方向の分岐があります。1つ目の手前は登山道っぽく自転車では無理そうな道、もう一つが正丸峠へ向かう道となります。正丸峠は約1.4kmで平均勾配は4.8%程度で山伏峠のおまけ区間と言うか、セット区間になるかもしれません。ただし、路面状態は非常に悪いので注意が必要かもしれません。路面が悪いと結構体力を消耗します。大した峠ではないので、正直クリアはあっという間になりますが、頂上での景色はとても良いと思います。秋から冬にかけての空気の澄んだ時期であれば絶景かもしれません。この峠もフロントミドル縛りでリア1段残したまま登り切れました。

 

子ノ権現まで3kmの看板の写真

正丸峠からは結構長めのダウンヒル区間で国道299号線まで出ます。この区間も結構路面がデコボコなので気を使う必要がありますので、スピードの出しすぎ、パンクには注意です。特に私のようにクロスバイクでフラットペダルだと乗り上げた衝撃でペダルから足が外れてバランスを崩して落車すことになりかねません。国道299号線に出てもまだダウンヒル区間ですが、こちらはさすがに国道なので路面は綺麗です。そうこう進んで西武秩父線の線路を潜ると右手側に子ノ権現の看板が見えてきます。今回のライドでは山伏峠・正丸峠を登るのが目的でしたから、子ノ権現には用はありませんが、名栗湖方面に戻るためにこの道を進みます。途中、「子ノ権現はこちら」の看板やら、「子ノ権現まで5km」、「子ノ権現まで4km」などど「地獄はこちら」と書いてあるような雰囲気になってきます。自転車と言うものは身体を向けた方向に進むもので、看板を見ていると吸い寄せられるように、意志とは無関係に地獄の方へ地獄の方へと向かっていきました。そして、いよいよ「子ノ権現 参道入口 左折 3km」の看板が・・・。

 

子ノ権現の杉の木にてフジ パレットの写真

まぁ、3kmしかないし、ダメだったら降りてくればイイか、ネタにもなるしと登りスタート。こちらは子ノ権現の駐車場がある裏口になると思うので、裏子ノ権現と言うべきか分かりませんが、約3kmで平均斜度は10%もあるようです。実際のところ、序盤こそそれほどでもありませんが、1kmを超えると斜度が上がり、2kmを超えたあたりでより一層上がるように徐々にキツくなってくるところでした。また、落石があったり、まれに車が通ったりするので注意が必要です。時間帯にもよるのでしょうが、車が来るのは本当に稀だとおもうので 、蛇行しながら斜度を軽減して登れば時間はかかるけど登りきれるかと思います。と言うことで、フロントミドル縛りで足つきなしクリアしました。

 

子ノ権現の自転車お守りの写真

こちらは後日の写真ですが、子ノ権現の交通安全のお守りをゲットしました。これはチューブ状になっていて、自転車のハンドルやその他の場所に巻きつけておけるし、濡れても大丈夫なので、ステムにつけることにしました。色は車体の色に合わせてイエローです。

 

子ノ権現のラスト激坂の写真

子ノ権現からのダウンヒルは表側から、表側の方がキツイらしいです。見よ、この坂の斜度を。頭がおかしいとしか言いようがないです。いつか表側からも登ってみようと思います。ダウンヒル後は、カフェキキさんでおやつタイム。おとなのおやつを頂きました。

 

東都飯能カントリー倶楽部にてフジ パレットの写真

さて、帰宅ですが、超えなくてはいけないところがあるようです。そう、東都飯能カントリー倶楽部の激坂。いわゆる苦労坂と言うらしいです。ここを避けても帰れますが、近道だし(距離的には)、ネタになるし通った方がいいよね。この坂は長さ約1kmで平均社度は12%にまでなるそうです。夕暮れ時で車も通ってないので道幅目一杯に蛇行しながら進むもかなり苦しいです。ダンシングで乗りきれるほど短くもないので、ひたすら我慢するしかありませんが、なんとかフロントミドル縛りでクリア出来ました。

そんなわけで、帰路につきます。

 

都民の森もそうですし、今回の子ノ権現もそうですが、一度裏側から登って表をダウンヒルしておくと、だいたいの感じがつかめて精神的負荷が減るんじゃないかと思うようになりました。

 

 

 

関連記事