二段階紆余曲折

小並感満載で日常的なことを。

パパはかもめぞ!!「かもめ☆チャンス」を読みました

自転車に興味を持ってから、自転車漫画を読むようになりました。先日紹介した「じこまん」の作者である玉井雪雄さんが書いているロードレースのお話がこちらの「かもめ☆チャンス」です。

父子家庭の信金勤めのサラリーマンである更科二郎が、ひょんなキッカケでロードバイクでのヒルクライムレースに出なくてはなくなり、それと家庭環境も相まってどんどんハマって行くと言った感じのストーリーです。

 

ロードバイク漫画と言うと、「弱虫ペダル」が有名なわけですが、弱虫ペダルがロードレースはチーム戦だ!とか言いながら、キャラクターを全面に出した、一対一のバトルに主眼が置かれているのに対して、かもめ☆チャンスはきちんとした試合展開があるストーリーで、戦術的に現実味があるように思います。とは言え、主人公補正バリバリではあります。逃げに加わってたと思ったら、遅れた人を引くために下がった後に、切り捨てて先頭まで戻って、最後はエースのアシストをするとか、28歳から始めたとは思えない感じの主人公補正。とは言え、いくつか読んだ漫画の中で最も暑くなれる漫画でした、大好きです。

 

やっぱり、人は何かを忘れるために自転車に乗っているのかもしれない。人間、その場所に居るのはたまたまなのかもしれない。

 

かもめ☆ チャンス (SPコミックス SPポケットワイド)

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かもめのジョナサン: 【完成版】 (新潮文庫)

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