二段階紆余曲折

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これがRPGのリアルかも「竜と勇者と配達人」という漫画を読みました

ダンジョン内でのリアルなモンスター設定や行動を描いた漫画が「ダンジョン飯」なのかなとは思いますが、RPGの世界のリアル度で言うとこの「竜と勇者と配達人」なのかもしれませんね。

 

何がリアルなのかと言うと、実に関係者が多いこと。実際問題として4人パーティのRPGのゲームなどで冒険って言うのもあり何でしょうが、そんな凄い勇者様が居るのであれば世間の人はそんなに苦労はないのですよ。そんな勇者が登場する前も、モンスター等にヤラれながらも何とか生活している街や村の人々が居るわけです。そこでも普通に生活が行われているので、関係者も必然と多いわけですね。

 

例えば、レベルアップのための経験値はお役所の役人が誰がどんな行動をして、どのモンスターにどんな攻撃をしたかによって得られる経験値を割り振るわけですね。そんで、その結果を上長承認するだなんて言う夢のない話が繰り広げられるわけでして、その記録をするにも紙が必要なので、途中で買いに行ったりする人も必要だったりするのです。

 

ほんと、夢がないけれども、そう言った竜やらモンスターが居る世界の片隅にも日々生活をしている人が居て、そんな人達の生活を妄想してみたりするのもまた面白いものですね。

 

メタ情報満載の作品が楽しめるのであれば、とても興味深くてオススメ出来る作品だなと思います。

 

 

竜と勇者と配達人 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

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中世実在職業解説本 十三世紀のハローワーク

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