ゴールデンウィークの4月30日から5月3日にかけてしまなみ海道を含む中四国を自転車旅行してきました。広島県から香川県までサッカー観戦の旅となります。
第1ステージまでのハイライト
広島空港から呉駅まで飛行機を含む輪行で旅の始まりの地まで降り立った私はツール・ド・しまなみ海道と名付けて自転車旅行に旅立ったのであった。初日の第1ステージは呉駅からしまなみ海道の出発地点である尾道駅までを旅して約90kmを走りきったのであった。
第2ステージのレポート
ツール・ド・しまなみ海道の第2ステージはまさに本編と言っていい区間で、広島県は尾道市から愛媛県の今治市へ向かうしまなみ海道を走り、愛媛県松山市の道後温泉まで行くルートとなっております。
出発から向島まで
前日から宿泊したグリーンヒルホテル尾道のいいところはすぐにしまなみ海道入り口の向島に船で’渡れる事であろうかと思う。ホテルを出て向かいのコンビニで補給食やら飲み物やらを買ったらいよいよ出向となる。
川を渡る程度の距離で向島には着く。その時間約5分から10分程度なのではないだろうか。同じようにしまなみ海道を走る同士が居ると思うので心強いと思う。私のように時間がなくて2日目以降のルートをうろ覚えでも大丈夫だ。心強い仲間が居るのだから。
ま、そもそもしまなみ海道は青いラインを辿れば着くので、一人ぼっちでも大丈夫だと思う。
向島からサイクリストの聖地まで
向島に着いたらいよいよ出発である。基本的には誰かについていけばなんとかなるのであるが、誰も居なくても青いラインを探して行けば大丈夫。こんなルートに不安がない場所は無いのではないかなと思うので、やっぱ整備されたところは良いなと思う。
しばらく走ると1つ目の橋が見えてきます。この島と島をつなぐ橋を自転車で通れると言うのがしまなみ海道の魅力と言って良いでしょうね。とは言え、橋は高いところを渡しているのでそこまで登らなくはいけませんが、所詮勾配が3%程度なので普段ロードバイクに乗っている人には問題ないレベルではないかなと思います。
島と島をつなぐ道を走るので当然ながら海が近いわけです。こんな風な景色が見えるので普段と全く違う景色なので走っていて飽きることがないのでいいですよね。
橋を渡ろうとすると坂になりますが、勾配は3%程度です。レンタサイクルとかだと難しいかもしれませんが、慣れたロードバイクであれば問題ないレベルなんじゃないかなと思います。
と言いつつもこんな橋を自転車で渡ることになるわけです。
2階建ての橋の下を自転車や徒歩で渡ることが出来ます。こんな機会もあんまり無いのでゆっくりと渡りましょう。左右を観れば普段ではあまり味わえない景色が観れると思いますよ。
ろんぐらいだぁす!でもおなじみのはっさく屋も行こうと思いましたが少しルートを外れないといけないし、まだ出発してすぐで補給も不要な地点なので諦めることにしました。他にもはっさく大福を売っているお店がありましたが、時間が早くてまだ出来てないので諦めることにしました。そんなわけで、2番目の橋をさくっと渡ることにします。
そんなわけで、2番めの橋を渡って生口島へ向かいましょう。この写真を見てわかるかもしれませんが、ものっそい向かい風です。しまなみ海道は初めてですが南風が吹く時期は広島からのルートは風との戦いかもしれません。
メインとなるルートはどこも海沿いなので景色はとても良いですから、景色的には天気が大事かと思います。ただし、風か強いと結構体力を消耗するのであんまりハッスルしすぎない方が良いかと思います。
そんなわけで、厳しい向かい風と戦いながらもたどり着いたのが第3の橋になります。
この橋を渡れば大三島のサイクリストの聖地にたどり着きます。
そして、おわかりいただけるだろうか?この明らかな向かい風の強風をだ。
サイクリストの聖地から四国本島今治市まで
そして到着するのが大三島にあるサイクリストの聖地である。「道の駅 多々羅しまなみ公園」で休憩も出来るので休憩すると良いと思います。さすが聖地だけあって次から次へとサイクリスト達が記念撮影をしていました。
時間的には少し早いですが、ここでランチにすることにしました。結構悩んだ挙句、海鮮丼と単品でマハタの薄造りを頼みました。どちらも旅補正もあって非常に美味しかったですし、ノンアルビールも美味しかったです。自転車ならちょっとくらいの飲酒運転も許されれば良いのに・・・と思いながらもやっぱ危険な乗り物なので仕方ないですよね。
休憩後にゆっくりと走り出すと伯方島に渡ります。かの有名な、伯方の塩!のCMの地ですね。油断すると福岡県の博多と間違いますが、伯方ですので気をつけましょう。
そんな伯方島は一瞬で終わって最後の島の大島に向かって橋を渡ります。
ここまでしまなみ海道の本線を走り続けていましたが、幸いにして時間的余裕もありそうだったので外周コースを走ることにしました。
外周コースに入った途端にちょっとした峠が出現してビックリしましたが、その後は平坦なのでただただ進むだけです。そして、外周コースにも青のラインが引いてあるので迷うことはないでしょうね。造船所があったりして、工場マニアとかそう言う類の人も楽しめる感じとなっています。
そして、最後に四国本島に渡る長い橋が見えるようになってきました。この眺めは絶景かな絶景かなと思います。たぶん自転車趣味にしなければしまなみ海道なんて知らないままだったし、こんなところに来ることは無かったと思うので、クロスバイクやロードバイクには感謝したいですね。
橋へのスロープを登るとこんな感じになっています。こんなところを自転車で走ろうって言うんですから、本当に素敵ですよね。そして、向かい風が凶暴さを表していますよね。
そんなこんなで橋を渡りきって、四国本島の今治市に到着することが出来ました。しまなみ海道は距離もそんなにないし、メインルートを走れば坂も橋へのスロープくらいで勾配もきつくないので、初心者にもオススメ出来るコースだと思います。ただし、風が強くなければという感じですね。
今治市から道後温泉まで
そう、この日は結構な南風かずっと吹き続けていてすっかり体力を消耗してしまっていたのでした。今治市から道後温泉までの50kmを海沿いルートで走っていたのですが、結構グロッキー状態となってしまいました。
途中何度か休憩したり、コンビニでレッドブルのお世話になったりしつつもゾンビ走法でなんとか走り抜け、松山市の道後温泉に18時の目標時間前にたどり着くことが出来ました。
ホテルと食事
ホテルは道後温泉にある、道後ややという所で朝食ありのプランで泊まりました。田舎の温泉宿だと朝ごはん食べるお店が空いてなかったりしますから、自衛のために朝食付きですが、道後温泉はわりと街中にあるのでそんな心配は不要でした。自転車を部屋には持ち込めませんが、フロントで預かってもらえるので、非常に安心感がありますね。
部屋はとっても狭いのですが、蛇口をひねるとオレンジジュースが出たり、サービスで鯛めしの小さいおにぎりが食べれたりと充実していましたね。こちらも洗濯できる設備は無かったので、5分位歩いたところにあるコインランドリーを利用しました。
道後温泉でひとっ風呂浴びた後は食事です。食事です。食べログを見つつ道後温泉まわりをウロウロして路地の奥の方に見つけたサムライダイニング 炉 IRORIってお店に入ってみました。日本酒を飲みつつ炭火で鶏肉を焼きながらチビチビしましたが、大変美味しゅうございました。
感想
念願のしまなみ海道を走ってみての感想は、小並感満載でお伝えすると、とっても良いと言うことだ。上り坂が無いと死んでしまうタイプのヒルクラ重症患者には物足りないとは思うのだが、私のようなホビーサイクリストにはとっても良いところだと思う。地図なんて見なくてもたどり着ける単純さだし、しまなみ海道を走っている人も沢山いるので心強いし、例えパンクしてしまっても声をかければ誰かしら助けてくれるだろうし、メンテナンス道具を設置している場所も沢山ある。
今回は1人であまり寄り道せずにさっくりと通ったけれども、ろんぐらいだぁす!のように途中の島で一泊とかすればうちの奥さんでも楽しめると思うので、余裕が出来たら連れていきたいなと思うよ。
ただし、今回向かい風ですごく消耗して最後の道後温泉に向かうところでグローッキー状態になってしまった。普段の風向きがどんなだかは分からないが、今治側から尾道川に行った方がひょっとしたら楽なのかもしれないですね。
とにかく、すごく良かった事を皆様にはお伝えしたい。
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