二段階紆余曲折

小並感満載で日常的なことを。

虐げられたり持ち上げられたり「アルテ」7巻を読みました

結局は与えられたカードで戦うしかないのが人生である。とは常々思うわけでありますが、それは相対的にそれなりに強いカードが配られた人生だから言える理屈なのかもしれません。他人のカードを知らなければ自分のカードにがっかりすることもないし、他人が自分よりいいカードを持っているのがわかれば嫉妬もするのかなと思います。

 

男女差別をめぐる問題は根深いものがあって、多少改善されてきているとは言え、まだまだであるとは思います。多くの人々は夫婦で子供を育てなから働いて生活費を稼いでいるのが現状であるし、子供を身ごもっている間は普段通り働くことは出来ないし、子供を産めるのは女性だけですね。そこで効率よく生活費を稼ぐためにはやはり男性がその間の生活費を稼ぐと言うのは仕方がないことだとは思いますし、子育て中には色々と目が離せない時期があるのでどちらかが面倒見る必要があるからして、効率よく生活費を稼ぎつつ子育てしていくのであれば、そのまま男性が働き続けていくというのがまぁ、そりゃそうよねとなるのではないかなと思います。

 

そうやって育ってきた親やもっと上の世代にとってはそれが当たり前であったので、古い価値観で色々と言われて嫌な思いをするなんてのも今現在ではあるのでしょうが、共働きが当たり前になりつつある今子育て世代がおじいちゃんおばあちゃんになることには変わっていくのでしょうね。いま問題に直面している人には申し訳ないですが、与えられたカードで頑張るしかないのが現状なんだろうと思います。 

 

さて、一方で男女差別を無くそうと言う舵取りの中で発生するのが逆ブレの減少であるのだと思います。逆差別のようにも言われますが、根本は同じなのかなとは思います。差別を無くそうと思いすぎて逆に過保護的になる現象であり、女性の国会議員を増やそうとか、管理職を増やそうとか、そういう取り組みの中で下駄を履かせたような評価をしてしまうってことですね。

 

下駄を履かせられた人の中にはそれを心地良いと思う人もいるでしょうが、この漫画「アルテ」の7巻では女性に珍しい画家だから仕事がもらえているんだと思われてしまうと言うようなこともあるんじゃないかなと思います。実際に下駄を履かせられた人もいるだろうし、本当の実力でのし上がった人もいるだろうが、同じような目で見られてしまうと言うのもある意味仕方がないことなんだとは思います。

 

そんな中で、実力でもって評価されたいアルテは必要以上に頑張ってしまうのですが、過ぎれば体を壊したりするので、甘えるところは甘えてやっていくのが賢い人生なんじゃないかなと思うわけです。ま、それをしないから漫画としての面白みやヒロインとして美しいと言うところなんだと思いますがね。

 

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