二段階紆余曲折

小並感満載で日常的なことを。

超絶シュールだ「キッチン・ストーリー」という映画を観ました

いつだったかな?もう10年以上前になると思うけど、一時期ツタヤに入り浸っていて、そこの単館系のコーナーの作品を片っ端から観ると言うことをやっていました。ほとんど記憶には残ってないのだけれども、最初から期待していない分だけガッカリもしないのですが、たまにラッキーで当たるので非常に満足度が高い趣味だったと思います。満足と言うのは、結果 − 期待で計算できると思うのよ。

 

で、その中で非常に印象深いのがこの作品でありまして、久しぶりに観てみようと思い立ったわけですね。北欧のノルウェーとスウェーデンの話で、どっちがどっちか忘れたけれども、どちらかの科学者がキッチンの効率化のための調査を始めたんですよ。で、ターゲットが一人暮らしの男性で、調査員と被験者の心温まるお話です。

 

調査員は一人暮らしの男性の家のキッチンにプールの監視台のような椅子に座って被験者の男性の動きを事細かに記述するんですよね。他は会話してはいけないとかルールがあるんですよ。大の大人が2人で無言なわけ、会話しちゃいけないから。

 

ま、最初は上手く行かないよね、そんなの当然ね。で、被験者がチョコ食べてたらくっそ美味そうなんだけど調査員は我慢しなきゃならなかったり、反動で休憩中にしこたまチョコ食べたり、2階の床に穴を開けて逆に観察してみたりするわけさ。んで険悪になるわけね。

 

そんなある日に被験者のタバコが切れたことで、調査員がタバコをあげるのね、そこから関係が改善していくんですが、喋っちゃったり、一緒にお酒飲んだり、誕生日祝ったりしちゃってね、それがバレて首になるんすけどね。

 

そんなこんなで、え、こんなラストでしたっけ?って思いました。ラストの記憶がなかったわー。基本的に静かな雰囲気な映画で寝落ちにも最適なので、当時も寝てたのかもしれない。

 

 

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