ヴェネツィアにレンタル移籍中だったアルテはヴェネツィアでの活躍が認められ高年俸と高額の移籍金を提示されましたがフィレンツェに戻ることになりました。サッカー選手としてのキャリアを初めた小さな古巣クラブに戻ってきたわけですが、そこでさらに活躍しているところに、小さなクラブでプレーするアルテの今後のキャリアを心配した周りの人たちはビッククラブへの移籍を画策するのですが、恩師の居るクラブでやり残した事があると残留を決意するのでありました。めでたしめでたし。
と言うのが「アルテ」の8巻の大体のストーリーと言ったところでしょうか?まぁ、実際にはサッカーではなくて、画家が働く工房のお話なんですけれどもね。日本サッカーのシーズンはオフでありまして、色々な選手がストーブリーグで活躍しているわけですが、マリノスの齋藤学選手がフロンターレに移籍すると言ったようなビックリ移籍もあったわけで、なかなか考えさせられるところです。
アルテの舞台となっているルネサンス期の画家と工房にもサッカーと似たような所があったかどうかはわかりませんが、クラブの格とか工房の格とか、そう言ったものはあるのでしょう。大きな工房で働いていた方が格が高く、高年俸を貰えるパトロンに支援してもらえると言うことだったのでしょうね。
そんなわけで、結局はまだまだ学ぶことがあるし、恩もあるし、自分らしくやりたいと言うことで小さな工房のレオの元で頑張ることになったわけでありますし、そこは尊重してやらんといけないですね。大きな工房に入ったところで誰も攻めやしませんよ。
とまぁ、そんな感じなのですが、わりかし平和にストーリーが進んだので、もうちょっと波乱万丈、どきどきわくわくが欲しいかなと、もうちょっと展開が欲しいかなとは思いました。何クソ精神を持ちながらも前向きに頑張るのが面白いマンガなので、もっと苦難や無理難題を吹っかけたまえ!と、個人的には少し不満に思ってしまうのでした。
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