二段階紆余曲折

小並感満載で日常的なことを。

2018Jリーグプレシーズンマッチ 第23回ちばぎんカップを見てきました

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さてさて、今年もやってきましたちばぎんカップ。柏レイソルはACLのプレーオフを勝ち抜き見事本戦に出場が決まってもうすぐACLが開幕すると言うちょっと過密日程のタイミングではありまして、よくちばぎんカップに出てきてくれたなと感謝したいところであります。そんな私はお布団峠に手間取ってしまってキックオフに間に合わないと言う間抜けなことをしていますよ。

 

 

試合結果

ちばぎんカップ
ジェフユナイテッド市原・千葉
VS
柏レイソル
1 - 4
前半 0 - 0
後半 1 - 4
46分 柏 クリスティアーノ
75分 柏 瀬川 祐輔
85分 柏 伊東 純也
86分 千葉 指宿 洋史
90+4分 柏 ハモン ロペス

 

前半

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アビスパ福岡からレンタル移籍だった為田選手は今年は完全移籍にて加入と言うことで、左サイドをビシビシと舐めプな跨ぎとドリブルで切り裂いて欲しいところです。とは言え、この日はキャンプの疲れがまだあるのか体も重そうでしたし、簡単に切り裂けるスペースもなくて不完全燃焼のようでした。

 

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ものすごく楽しそうに笑顔でサッカーをするサッカー少年の矢田選手も名古屋グランパスから期限付き移籍から完全移籍にて加入となりました。難しいインサイドハーフで精力的に動き回りつつテクニックもあるので今年も期待したいところです。

 

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昨年は柏レイソルからベガルタ仙台にレンタル移籍していた増嶋選手は今年ジェフに完全移籍、地元千葉でさらなる活躍を期待しています。キャプテンの近藤選手とは柏時代にコンビを組んでいましたので、息はバッチリでしょう。前半はIJこと伊東純也選手をなんとか抑えておりました。

 

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実は守備の選手だった!と言う衝撃的な事実がわかった昨年は横浜Fマリノスからのレンタルでしたが、今年は完全移籍にて加入です。ハイプレス・ハイラインでのアンカーと言う難しいポジションですから、体格やぶつかり合いでは負けませんので色々と賢くプレーできると素晴らしいと思います。この日はフィジカル的な問題で前半のみでしたが、開幕までには万全の状態になっていなきゃ困ります。

 

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前半に幾つかあったピンチも山本真希選手などがライン上でクリアするなどして防いでいました。近年サイドバックからのビルドアップが重要になってきていますので、山本真希選手には今年一年怪我なく乗り切ってもらいたいところです。

 

後半

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前半のは見れなかったのですが、後半の円陣ダッシュでございます。まだまだ開幕前という事と疲れがあるからか円陣ダッシュにキレがなかったです。頭を下げないスタイルは近藤選手から増嶋選手にバトンタッチしたと言うことでしょうか。去年は比嘉さんもやってたかも。

 

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後半開始早々で後半から入った佐藤勇人選手のファールから素早いリスタートを伊東純也選手が受けて最後はクリスティアーノ選手が決めて先制点を許します。リスタートのボールが止まってないとかオフサイド気味であったとか色々あるでしょうが、判定は判定です、開幕後は油断なくして欲しいところですね。まぁ、あの抗議はちばぎんカップへの本気度の現れと言うことでしょう。

 

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後半から入った佐藤勇人選手は昨シーズンからのエスナイデル式食事で生き返った一人。熊谷選手の控え的な立場かと思いますが、何かとカードをもらいやすい位置だし戦術ですので、今年も出番は多いでしょう。それでもやはりダブルボランチの一角である方が本人の個性には合っていると思うんです。それでも、こんな風にスルーパスを出しているんですから、目を疑いましたよ。

 

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後半から入ったハモンロペス選手の攻撃に何度もピンチを迎えますが、ロドリゲス選手が踏ん張ってセービングします。佐藤優也選手が飛び出して突っ込んでクリアするタイプですが、ロドリゲス選手は間合いを詰めたあとは冷静に待つタイプかもしれません。シュートストップ的には佐藤優也選手の方が今のところ上かと思いますが、ロドリゲス選手の真骨頂はその足元の上手さでしたね。そこを通すのか!とか、そこを交わすのか!とか言うシーンがいっぱい見れましたし、シーズン中も沢山見れそうで楽しみでございます。

 

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ビジュアル的に香川二世の呼び名が私の中で高い茶島選手はサンフレッチェ広島より期限付き移籍での新加入選手です。小柄なインサイドハーフでありますが、頑張れる選手でしかもひらめきがあるタイプという事でよろしいのでしょうか?期待が高まります。が、町田選手と並ぶとちょっと高さ的に怖いところはあるかもしれませんね。

 

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モンテディオ山形から完全移籍にて新加入の高木選手はあの長崎の高木監督の二世と言う事です。まだまだ悩みながらだったかもしれませんが、前半は為田選手を追い越したりと期待が高まる感じでした。怪我が治ったら乾選手と競争になるかと思いますが、どちらも頑張って欲しいところですね。サイドバックですが、フィジカルもありそうなのでゴールキックのターゲットになるのではないでしょうか。

 

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ゴールに飢えた指宿選手はユース時代を柏で過ごしていたので活躍したいところでしょう。さらにラリベイ選手を超えなければスタメンも難しい状況ですから気合は入っているでしょうね。ただ、このバイシクルは危険ですぞ。どちらも怪我がなくて良かったです。

 

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瀬沼選手の2得点目はゴラッソだったのですが、完全に油断していたためカメラを向けてませんでした。それでもって、伊東純也選手の3得点目のシーンはゴール前で完全にフェイントで外されてGKの腕の下と言うお手本通りのゴールだったと思います。ほんとすげーやつだ。

 

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昨年はフィールドプレイヤーの中で出場が遅くなってしまった溝渕選手、当時は悔しかった事でしょう。それでも山本真希選手が怪我となってからは北爪選手ではなくて溝渕選手が使われるようになったのは、上下動はもちろん賢さがあったからかなと思います。まだまだ成長出来ると思いますので、山本真希選手から色々盗んで欲しいと思います。そして、このシュートはストップされますが、粘って指宿選手へのアシストでした。

 

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潰れながらも粘った溝渕選手の折り返しのボールを指宿選手が豪快に蹴り込んで意地の反撃です。後半はメンバーもシステムもガラッと変わったこともあって難しい展開でしたが、なんとか形にできたので良かったのではないでしょうかね。

 

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アンダー世代の代表では当落選上の岡野選手ではあるかと思いますが、ユース出身の自前のセンターバックとして期待したいところです。若いしスピードはあるのでハイライン裏を任せたいところですが、もう少し経験値が必要かもしれません。そして、ハムストリングを痛めたようで途中出場ながらの負傷退場となってしまいました。これで昨年につづいて10人で戦うことを余儀なくされます。

 

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J1上位チーム相手に10人の数的不利となってしまっては為す術がないと言うことですね。頑張ってはいましたが、やはり最後はハモンロペス選手にやられてしまいました。今年もビハインド時にバンザイアタックをかけて、こんな状況が何度となく見れるのではないかなと思います。

 

感想

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この日はプレシーズンマッチでありながら約15,000人の来場者があったそうです。今までプレシーズンマッチの歴史を作ってくれたちばぎん様と、柏レイソルの選手関係者サポーターの皆様に感謝したいところであります。サッカーをありがとう。サッカーにありがとう。

 

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今年は清武選手の復活に期待したいところです。昨シーズンは中盤まではMVP的な活躍でしたが、後半からあまり良いところがなく、今日もでしたが、無理にドリブルでつっかけて取られるといった感じでした。それが良さでもあるのですが、もう少し上手くやれるようになると良いかなと思うわけです。しかしながらプレースキックは清武選手が一番期待できると確信しましたし、ゴールにはならなかったけれどもこのコーナーキックはドンピシャでした。ぜひとも復活していただきたいと思います。

 

 

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速い・強い・上手い。J2でプレーする選手の中でもこの3つのうち2つを持った選手は沢山居るわけですが、J1の選手は3つを兼ね揃えているわけですね。J2のチームを相手にした場合にプレスをかけて奪えるシーンでも、上手くプレスを回避されたり、強いフィジカルでキープされたり、次の瞬間にはスピードでぶち抜かれていたり、素早い判断で展開されたりと言ったことを痛感しまいた。

 

課題は去年と変わらないなとも思いましたが、スタート地点が昨シーズンの後半時点であると言うのはプレスではあると思いますので、これからの積み上げに期待したいところではあります。はて、どうやってこの課題をクリアしていくのか、または、クリアできないのか、勢いとパシオンで押し切るのか。色々つきませんが、間違いなく言えるのはドキドキハラハラの試合は見れると思うので、楽しみにしたいと思います。

 

今年はちゃんと見た試合をブログに書きたいな。去年は途中から投げちゃったからな。

 

 

柏レイソルあるある

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