二段階紆余曲折

小並感満載で日常的なことを。

ローラーに乗りながら「この素晴らしい世界に祝福を!2」と言うアニメを観ました

先日紹介した通り「このすば」こと「この素晴らしい世界に祝福を!」の第2期をローラーに乗りながらAmazonプライム・ビデオで観ました。

 

交通事故によってRPG的な世界に転生した佐藤和真さんのお話ですが、仲間となった人たちはどこか変、それぞれの能力的には素晴らしいのだけれども、それぞれパラメータの割り振りを間違った結果、人格的に、性癖的に、能力の使用回数的にちょっと変な人達ばかりだ。

 

それでもこの素晴らしいかどうかわからん世界で冒険者として生きていく佐藤和真さんのご活躍を乞うご期待!てな感じのお話です。

 

基本的には異世界でRPG的な生活をしている彼らのメタ的な観点にフォーカスを当てたギャグアニメなのだろうと思います。原作は読んでないから知らないけど、たぶんそんな感じです。

 

世にあるRPGゲームとか、そう言うのは優秀な仲間と一緒に冒険するのですが、残念なことに特別な能力の無い佐藤和真さんの元にはそんな優秀な人が集まるわけがないのでありますよね。で、結局仲間になったのは訳アリな人達であり、その訳アリ具合が災いしてトラブルに巻き込まれていくって感じなのです。

 

それは第2期になってもさして変わらないので、ある意味安心して「勝手にやってなさい」的に進行を楽しむことが出来ますよね。なもんで、特に集中してみているわけではないローラーでの練習にピッタリなんですよね。 

 

この不当な裁判に救援を!

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この素晴らしい世界に祝福を! よりみち! (角川スニーカー文庫)

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グリーンブックと言う映画を観てきました

人間と言うか動物全般と言っても良いかも知れません。危険回避の為に恐怖を感じるように出来ているのですよね。恐怖にはいくつか種類があって、まさに目の前にある危険な状況や経験と言うのが一般的だとは思いますが、目に見えないからこその恐怖と言うのがあるのだと思います。つまり、これから何が起こるのかわからない恐怖ですね。

 

例えば放射能とか化学物質とかなんですが、そこに存在しているかが目に見えてわからない。そしてそれらがどのように影響を及ぼすのかがわからない。そう言った認知によって必要以上に恐怖を感じるものだと思うのです。食品添加物を必要以上に恐れる人もこういった恐怖からものを申しているのではないかなと思います。まぁ、実際に何をどれだけ摂取したらどれだけ危険なのか?って言うデータがあまりなかったり、少量でも体質によってごくわずかの確立で影響が出たりと言った事に対して必要以上に恐怖を感じるのではないでしょうかね。

 

何が言いたいのかと言うと、よくわからないものは怖いと言うことと、よくわからない怖さがあるものは排除されがちであるという事なのでしょう。

 

さて、今回観た映画は白人と黒人の差別のお話です。ちょっと乱暴者のイタリア系のマッチョな用心棒が、ちょっと神経質な黒人ピアニストの用心棒になってアメリカを旅しながらコンサートツアーするお話です。なんとなく想像出来ると思いますが、マッチョは今まで黒人を差別的に扱っていた側の人間なんですよね。でまぁ、ツアー中のアレやコレや、黒人に対する理不尽な状況を一緒になって経験することや、数々の会話などの中から打ち解けていくってなお話です。

 

乱暴者のマッチョと神経質なピアニストの旅なので、元々気が合う二人ではないのですが、その二人が旅することによるミスマッチが非常にコミカルで面白いお話でした。チキンのくだりとかゴミのくだりとか手紙のくだりとかね。

 

差別と言うのはお互いが自分とは違う何かであり、よくわからない者、理解しあえない者であると言う認識から発生するのだと思うのです。つまり、見えない・わからないことの恐怖心が差別的な言動に結びついているという事です。このツアーを通して理解が深まった二人には、もうそんな感情はなく、生涯のパートナーとなるのでありました。めでたしめでたし。

 

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これはコミュ症なのか?「古見さんは、コミュ症です。」と言う漫画を読みました

私も軽度のコミュ症の部類なんだと思うんですよね。なので、普段からボッチライドを楽しむわけでありまして。何というか人に合わせるのが結構苦痛だったりするのですが、別に合わせる必要もないのに合わせた方が良いんじゃないか、合わせないとだめなんじゃないかとか思ってしまうのがあって、色々面倒くさくなって誰も誘わずにボッチを楽しむ日々なのです。反面、誘われると嬉しくなってホイホイついていってしまうんですけれどもね。

 

さて、今回は「古見さんは、コミュ症です。」と言う漫画を読みました。コミュ症ってコミュ障だと思ってたらコミュ症って書くんですね。調べたらまぁ、本来的にはコミュ障が正しそうだけど、ネットスラング的にはコミュ症になるような感じらしいです。

 

主人公の古見さんは極度のコミュ症なのですが、これが異常なほどであります。まぁ、軽度なコミュ症だったらあんまり漫画のネタとして面白くもなんともない日常が繰り広げられるわけで、極端な方が良いよねって感じです。ただ、本当の主人公は只野仁人と言うごく普通の凡人設定の男の子であって、古見さんの案内役になるわけですね。

 

と言っても、只野くんはごく普通の見た目ですが、只者ではない対コミュ症あるのだと思いますよ。私なんかがコミュ症の人と対面したら無言の時間が延々と繰り広げられるに決まっているので、尊敬しうる才能なんじゃないかなと思うわけですね。で、そんな二人と段々と仲良くなっていくクラスメイトとの日常系的なお話なのでありました。

 

まあまあ面白いと思いますが、それでもこんなに長く続く要素があんまり感じられないのが不思議なところですが、まぁ、古見さんが可愛いからってことなんだと思います。きっとハムスターとかそういう小動物を愛でる感じの面白さなんじゃないでしょうかね。

 

 

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