二段階紆余曲折

小並感満載で日常的なことを。

ブエルタ・ア・アワジシマ 後日談

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一泊二日でしたけれども、ブエルタ・ア・アワジシマと称してサッカー観戦の旅をしてきました。徳島阿波おどり空港から淡路島を通って神戸空港まで行くルートです。淡路島は堪能できた!と胸を張って言えるわけではないので、アワイチにいつかチャレンジしてみたいですし、鳴門大橋が自転車で渡れるようになって、働かなくても食べていけるくらいTOTO BIGが当たればセトイチもしてみたいなぁと思うわけですね。

さて、今回の旅ではそんなに反省点は無かったのですが、旅のレポートブログ記事本編には書かなかった(忘れてた)ことを思い出す限り書こうかなと思います。写真は余ったのを使っただけであんまり関係ないです。

 

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昨年12月のライドで膝を痛めていまして、その後しばらくしても良くならないので病院に行ってリハビリなどしていたのはブログで紹介していた通りなんですが、今回の自転車旅はその膝を痛めた後の初の本格的なライドだったんですよね。そう言うこともあって割りとゆるい日程を組んだんですが、飛行機とか宿の予約をしたときはもっと早く治るものと思ってました。

 

幸いにして膝に激痛が出て走れないと言うことにはならなかったものの、常に違和感を抱えていたことは確かです。サッカー観戦中は日陰で風もそれなりにあったので身体が完全に冷え切ってしまって、ハーフタイムと試合終了後には歩く時には膝が痛かったです。自転車に乗ってしばらく経てば身体も膝も温まってくるので良かったんですけれどもね。

 

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そして、実は膝以外にも爆弾を抱えていたことを白状せねばなりません。そう、実は腰が非常に痛かったのです。私は腰痛持ちと言うほどではないのですが、徹夜後とかは横になって休めてない影響で腰が痛くなることはあるのです。

 

面倒くさがりな私は追い込まれるまで先延ばしにしてしまうタイプの人間なので、出発の準備を前日の夜中までやっており、しかも朝も早かったため3時間くらい横になっただけでした。そして出発の朝の東京は思いの外寒かったのですよ。

 

聖蹟桜ヶ丘の駅まで自走して、そこからバスで羽田空港まで移動するのですが、聖蹟桜ヶ丘に到着して、寒くて風が強い中に中腰の体制で輪行の準備をしていたら腰がヤバイことになっていました。

 

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東京が寒いのはまだ良いとして、徳島は関東より南側だし、勝手に温かいイメージを持っていたのですけれども、実際に空港に到着してみるとものすごい寒かったですね。念のために温かいウェアも持っていったのでよかったですが、完全に舐めきっていたら大変なことになったかもしれません。それでもまだウインドブレーカーも持っていって使わなかったのは標高が低かったからだと思います。

 

で、腰痛はロードバイクの前傾姿勢なポジションだと痛くなかったのが幸いでした。むしろ空港とかスタジアムとかホテルとかコンビニなどで歩いている時、立ち止まっている時に辛かったです。この腰の痛さは自転車旅から帰って1週間は引きずることになりました。

 

話題は大きく変わるのですが、神戸空港の荷物チェックが結構厳しかったです。やっぱり知らない土地でのライドで怖いのは補給出来る場所が無いことだと思うので、無駄にドリンクボトルを2本持っていったのですよ。結果的に寒くて1日1本も飲みきらなかったんですけれどもね。

 

ボトル2本を自転車につけたまま輪行袋に入れて空港で預けたので、自転車の工具やらを入れるツールボックスを手荷物として持ち込んでチェックしてもらったのです。行きの羽田も帰りの神戸も。羽田は人が多いからザルなんでしょうか、ほぼノーチェックだったんですが神戸は人が少ないからかチェックが行き届いていました。

 

結局、Finish Lineの約20mlの超小型の携帯用チェーンオイルとパークツールのパンク修理キットに入っているゴムのりが燃えやすいものと言うことで没収されることになりました。携帯工具は広げた時の長さを測って、短いものだったのでセーフだったようです。チェーンオイルはまぁ、オイルだからわかるけど、ゴムのりもなんだぁという感想ですね。

 

今までの飛行機輪行ではサドルバッグに工具やらなんやらを入れて預けていたので気が付きませんでしたが、こう言ったこともあるんだよと言うことで、皆様お気をつけくださいね。なるべく自転車と一緒に預けてしまった方が良いと思います。

 

Wet Lube and Dry Lube、0.65oz、

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パークツール(ParkTool) パッチキット パンク修理用パッチキット ヤスリ付 VP-1C

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ブエルタ・ア・アワジシマ 第2ステージ

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徳島ヴォルティスとのサッカー観戦の旅であるブエルタ・ア・アワジシマでありますが、前日の第1ステージは徳島阿波おどり空港から鳴門大橋の根本まで来ました。本日の第2ステージは鳴門大橋を渡って淡路島を半周して兵庫に渡り神戸空港から帰ると言うルートになります。

 

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徳島側から淡路島へ向かうルートは鳴門大橋を自転車で渡れれば良いのですが、現在自転車に乗って渡ることが出来ません。最近のニュースでは自転車で渡れるようにして、しまなみ海道とで瀬戸内海を一周出来るようにするプランもあるそうですが、実現するのは結構先の事だと思います。もう一つプラントして、昨年の10月から自転車を運んでくれるサービスを開始した模様です。ただ、私は電話で申し込もうとしたら、その日は運休ですと言われてしまいましたので、断念しました。そんなこんなで、輪行袋に入れて淡路交通のバスで淡路島を目指すルートを考えて、淡路交通に電話で問い合わせたところ、問題ないとのことでしたので、実行に移しました。混雑で自転車を載せられない場合には仕方がないからタクシーかなと言う感じです。

 

そんなわけで、ヤマザキYショップ・黒山店の前にあるバス停まで戻って輪行袋に入れてバスを待ちます。他に自転車を積んでいるようなお客さんは居ませんでしたので、さっくり載せる事が出来ました。ちなみに、自転車をトラックで運んでくれるサービスもこちらが出発地点となっていて、これと同じバスに乗るのだと思われます。

 

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バスは出発して鳴門大橋を渡る事ができました。いやぁ、飛行機や宿の予約をして、出発数日前にトラックで自転車を運ぶサービスが運休だと知った時は冷や汗もんでしたが、やってみれば何とか成るもんですな。鳴門だけに。

 

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淡路島南ICでバスを降りて輪行解除したら鳴門岬の「道の駅 うずしお」に向かいます。晴れていればもっとキレイなんでしょうけれども、生憎の曇り空で少し残念です。

 

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鳴門大橋の真下まで歩いて行くことが出来て、渦潮が見れるスポットまで来てきました。うん、たしかに海は荒れている感じなんですが、具体的にどこが渦なのでしょうか?まさか、これ全体が渦って事ないよね?

 

ひとしきり観光を楽しんだら少し遅いけれども朝食にします。淡路島バーガーとか名物はあるのですが、やっぱり海産物の方が食べたいよねってことで、漁師めしを頂きます。うん、うまいっ。

 

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時間とお金に余裕があれば淡路島を一周、通称アワイチをしてみたいところですが、そんな事はなく翌日は仕事なので時計回りに半周することにします。なかなかキレイな海でしたし、昨日より気温も高く晴れ間も見えるようになりました。

 

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遅めの朝食だったので、あまり食べてませんがいい具合のお昼時の時間になったので、ちょっとおしゃれなCafe Marukouさんでランチにします。窓側の席じゃなかったのですが、それなりにキレイな海の景色を観ることが出来ました。窓側だったらもっと素敵だったんじゃないかなと思います。

 

こちらでもやっぱ魚介でしょ!と言うわけですね。もっとオシャレなランチメニューもありましたが、お魚御膳を頼みました。舌平目の煮付けですね、非常に美味でしたよ。

 

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特に疲れたわけではありませんが、時間に余裕があるしトイレにも行きたかったのでクラフトサーカスと言う何かファンシーなスポットでコーヒー休憩です。ここのハートの中に夕日が沈めばなかなか良いかもしれませんね。

 

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そんでさらっと「道の駅 あわじ」に到着、今度は明石海峡大橋をパシャリとします。こちらもなかなか立派な橋ですね。道の駅ではお土産を買い込んで自宅まで送ってもらいました。

 

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淡路ジェノバラインの岩屋営業所から淡路島に別れを告げて船で兵庫県明石市に向かいます。淡路島の半周は、道の駅うずしおあたりは坂がありましたが、他の所は言うほどアップダウンがあるわけではなかったので、そんなに辛くはなかったですね。いつの日にかアワイチしたいなぁと思います。

 

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船はそのまま直線距離で神戸市に行けば良いものをわざわざ明石海峡大橋の下を潜って明石市まで行ってくれます。それはまぁ、良いのですが空港まで行きたいとするとちょっとだけ遠回りになってしまいます。

 

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雲の隙間から少しだけ太陽が出ているところです。ちょうどそこに船が来た瞬間を撮影してみました。生で見ているとキレイだったんですが、写真で見るとそうでもないのは私のテクニックの問題なのかそうでもないのかよくわかりません、あ、カメラは詳しくないです。

 

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そんなわけで、本州側の兵庫県明石市に到着しました。ここからは国道2号線をただひたすら進んで神戸空港に行くだけですのであんまり楽しいライドではありませんね。さすがは大阪が近いだけあって、ウインカー出したら負けってルールでもあるの?と言う運転をなさっている方もいらっしゃいましたが、地域柄なのか個人差なのか迷うところでありますね。

 

そんなこんなで、第2ステージは約101kmの行程となりまして、1泊2日の短い日程でしたが、ブエルタ・ア・アワジシマの旅の締めとさせて頂きます。膝を壊してからまともに乗るのが初めてだったので少し怖かったですけれども、なんとか乗り切ることが出来ました。ただ、まだ膝に負担がかかるような坂は登れないなと思いますんで、しばらくは平地オンリーでがんばります。

 

 

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ブエルタ・ア・アワジシマ 第1ステージ

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全国のロードレースファンの皆様こんばんは。私はスポーツニュースとかYoutubeくらいでしか見てませんが、今年もロードレースが開幕しておりまして、先日はニーバリさんが頑張ってくれていましたね。さて、今回は毎度おなじみサッカー観戦の旅であり、先日シレっとアップしたアウェイ徳島戦のレポートを書きましたが、この試合を観に徳島まで行ってきました。

 

今回の旅は徳島阿波おどり空港と言うふざけた名前の空港から鳴門へ行き、淡路島に渡って半周して神戸空港から帰ると言う一泊二日の自転車旅と言うことになります。つまり、ブエルタ・ア・アンダルシアに掛けまして、ブエルタ・ア・アワジシマと言う旅になるわけですね。そんなわけで、初日の行程を紹介したいと思います。

 

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徳島に行ってやりたい事の一つは、四国八十八ヶ所のお遍路旅の出発点であります、第1番札所の霊山寺に行くことでありました。水曜どうでしょうファンとしては八十八ヶ所を回るのが正しい行いであるかも知れませんが、私にはそんな時間もお金もないので1番札所に行って満足です。2番札所の極楽寺はすぐ近くなので、行ってみても良かったのですが、飛行機の時間とサッカーの時間の関係で断念しておきました。

 

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そんなわけで、約17kmほど走ったところで霊山寺に到着しました。もっと近いルートもあったのですが、飛行機輪行で自転車にダメージを負ったケースを想定してサイクルベースあさひの前を通るルートを設定していたのですよ。幸いな事に自転車は無事でしたけれどもね。

 

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境内に入ると何やら見慣れた建物が見えますね。これがー、あのー、有名なー。大泉さんはこの建物の前でスタートしたわけでありまして、なかなか感慨深いものがあります。第1回目の四国八十八ヶ所のスタート地点は映像で見る限り広いイメージがあったのですが、結構狭くてびっくりしました。これは原爆ドームや札幌時計台くらいに拍子抜けするスポットかもしれません。

 

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本堂は工事中でした。私の行くところ行くところ工事中の場所が多いような気がするんですが、気のせいでしょうか。私の奥さんが今絶賛自動車教習所に通っている最中でありますし、この旅が無事に終わることを祈って交通安全のお守りをおみやげに購入しておきました。

 

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朝から特に何も食べずに出発しておりまして、もうすでに昼の12時近くであると言うことで、ランチにしましょう。ピノッキオと言うお店で外観はなかなかおしゃれです。

 

徳島の名物でも食べようと思ったのですが、徳島の名物がなんだか結局よくわからないので、普通のダブルチーズハンバーグでございます。ハンバーグの中と外側にチーズがあるごく普通のハンバーグですが、空腹は最高の調味料という事ですね。

 

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食べ終わったのでスタジアムに向かいます。ポカリスエットスタジアムに到着です。入場すると、徳島ヴォルティスのスポンサーである大塚製薬のソイジョイをいただきました。こちらは補給食としてもぐもぐしておきます。試合結果は語りたくありませんな。

 

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スタジアムに出ると海沿いにあるサイクリングロードを走ります。左は畑、右は海という絶景なロケーションで気分が良いですね。ただ、走っている自転車はほとんど見受けられませんでした。

 

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ホテルのチェックイン時間には余裕があったので、多少寄り道しながらでしたが、最終区間の鳴門大橋付近にはちょっとした上り区間がありました。そこで目にした夕日はものすごい絶景でしたね。

 

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そんなこんなでホテルに到着です。ホテルからは鳴門大橋が見えるわけです。ここは展望所的なところから撮った写真ですが、すでに日が落ちて暗くなっていますね。基本的に第1ステージはここまでと言うことになります。移動やらサッカー観戦やらがあったので、約54kmの走行でしたので疲れはそんなでもありませんでした。 

 

 

るるぶ徳島 鳴門 祖谷渓(2018年版) (るるぶ情報版(国内))

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