わりと忙しくてクロスバイクで静岡まで行った話を書く時間がない(書きました)ので、読んだ漫画の事でも書いてお茶を濁しておくことにします。実際に読んだのは結構前なのだが、気に入った漫画やアニメなどは2周、3周と読んでしまうのだ、この漫画もその中の一つ。
「男は30過ぎたら自転車」と言う名言もある「のりりん」と言う漫画。過去の出来事によって大の自転車嫌いの主人公がひょんなキッカケと言うか出会いによって自転車にハマっていくと言うお話だ。自分も30過ぎなので、非常に共感してしまう。レビューと言うか、どんなに素晴らしい作品であるかなどは自分には書けないので、他の人のレビュー記事でも読んでいただきたい。
スポーツ自転車、主にロードバイクがどうして今の形状をしているのかとか、ロードバイクのいい所は、一般人がプロ使用のものが(高額だけれども)手に入れることが出来て、実際に公道で走れるのが良いとこだとか言われるけれども、レギュレーションの問題があって、真に早いものが手に入れられると言うわけではないと言ったような知識や、今のレギュレーションになる前の車体などが出てきたりなど、結構知識欲が刺激されて面白いです。F1などのフォーミュラカーもレギュレーションによって最速を目指せなくなっている現状もあるのは同じですね。形状や重さ、テスト走行の制限、安全性などは年々厳しくなっていて、速さだけでなく見た目もうーんと思う今日このごろです。
また、主人公が自転車嫌いだったと言うことで、いわゆる「チャリンカス」問題や、道交法での自転車の扱いの曖昧さや、実際の認知度の問題も取り上げられています。結局は自転車に乗ってる人も乗ってない人も、程度の差はあれ自分に都合の良い方が良い事からの主張でどちらも理解出来ることかなと思います。実際に多くの人は歩行者であったり、自転車に乗ったり、車に乗ったりと使い分けしているのですからね。無論、少し前の自分の様に自転車に全く興味がなくて学生時代を最後に自転車に乗らない人や、自動車免許も持ってない人も世の中には居るでしょう。色々と考えさせられる漫画かなと思います。
程度の差はあれ、乗り物は危険が伴うので、責任感と自制心を持って、日々を楽しく便利に利用していきたいですね。
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