どちらかと言うと、ドラゴンクエストよりファイナルファンタジー派です。ファイファンよりエフエフ派です。
リアルなロールプレイングゲーム的な物語と言えば、勇者ヨシヒコがとてもシュールで面白いのですが、勇者であるかそうでないかを置いておいて、ロールプレイングゲーム的な世界観の中でのリアルな生活を食事と言う視点で描いているのが、このダンジョン飯なのではないでしょうかね。
パーティーが全滅すると、近場の町に戻っていて、所持金が半分になっているカラクリもわかってしまいます。その辺りのメタな要素が面白おかしく、でも真面目に紹介されています。ためになるー!
ダンジョンの奥深くでドラゴンに妹が食われたが、食われる寸前にリレミト的魔法で脱出した主人公パーティー。ドラゴンの胃の中なので魔法が効かなくて脱出出来なかった妹を助け出すために、所持金が少ない中再びダンジョンに入っていく。所持金が少ないために食事にも困り、モンスターを料理して食べながら進んでいくといったストーリーです。
非常に練られた設定だと思いますね、とても興味深い。モンスターの体内の仕組みや、仕組みに基づいた戦い方、そしてメインとなる調理方法などなど、実際の勇者たちもこんな風に生活していたのかもなとついつい想像してしまう。そんな面白くも為になる(?)漫画でした。
ダンジョン飯 1巻<ダンジョン飯> (ビームコミックス(ハルタ))
- 作者: 九井諒子
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレイン
- 発売日: 2015/01/15
- メディア: Kindle版
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