劇場版 機動戦士ガンダムはTVで放送されたものの再編集的なもので、三部作となっています。TV版で43話もあるので、1話20分として考えても、20分×43話で860分、14時間以上かかるものを2時間×3の6時間にキュッとまとめたものです。Amazonプライム・ビデオで配信されていたので観てみました。
再編集+αなので、色々な都合で省かれているところが多いわけですが、まぁ、知っているお話であるからして、楽しめる事が出来たと思います。具体的にどの部分がカットされて、どの部分が追加されているのか、その具体的な部分を調べる手間はかけられないですね。
初めてTV版を観たときは、何勝手に精神世界に入って、ララァと意気投合してるの?スピリチュアルなの?と思ったものですが、Zガンダム、ガンダムZZを観終わった後に改めて劇場版を観てみると、なるほどと理解が出来る内容でしたね。TV版が1979年放送開始、劇場版三部作が1980年、1981年、1982年に劇場公開となっていて、TV版のZガンダムが1985年ですから、劇場版を経て、ニュータイプの設定がより強固になっていたものだと想像できますし、Zガンダムへとニュータイプの設定が引き継がれていったのかもしれません。それによってアムロがカミーユに対してフォウに関わるなと言っていたのも納得がいくものです。ひょっとしたら劇場版ではなく、TV版を見直してみても同様の感想になることは否定できないですけどね。
さすがに14時間かけて見直すことは時間的に難しく、TOTO BIGで6億当てて仕事をする気がなくなったときくらいだと思いますが、そうなったらそうなったで、お金を払って新しいものを見る可能性の方が高いですかね。そんなわけで、今から14時間もかけたくないけど、ダイジェスト版として見る分には劇場版は良いかもなと思う次第であります。
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