V・ファーレン長崎の監督の高木琢也氏はジェフ千葉との対戦時に必ずと言っていいほどの確率でコートチェンジをしてきます。きっと性格が悪いです。
今回は「南鎌倉高校女子自転車部」の8巻までを一気読みしました。南鎌倉高校女子自転車部は、長崎生まれ長崎育ちの舞春ひろみが神奈川県の鎌倉市に引っ越してきて南鎌倉高校に入学して入学してから女子自転車部を作って楽しむと言うような物語です。長崎と言えば出島に代表されるように海があって、島も沢山あってと言うようなイメージかと思いますが、同時に坂が多い地域としても知られているかと思います。あまりにも坂が多いため、生粋のドMであるヒルクライマーを除いては自転車には不向きな地域であるかと思います。
主人公の舞浜ひろみは、そんな長崎の生まれだけあってまともに自転車に乗ったことはないのですが、通学のために自転車に乗り始めたわけだが、うん、乗ったこと無いので入学式に自転車で出かけたは良いものの、乗れない。そんなところで偶然であった秋月さんに、入学式の日に自転車に乗る特訓をしてもらうなどと言うひょんなきっかけで仲良くなります。そんなおり、担任となる先生が自転車乗りだったり、学校の理事長が過去、同校ですでに廃部になっている女子自転車部であることが判明したりと、物語的に都合の良い展開が重なって徐々に自転車に引き込まれたりしていくのです。
普通のサイクリングだったり、クリテリウムだったり、Zwiftをよりリアルにした架空のシステムを駆使したレースだったりをしながら自転車生活を楽しむんですが、だんだんとそれ、どうなんだろうと言う気持ちになっていきます。
確かに、長崎と言う街で生まれ育ったので、坂に対するポテンシャルはあったのかもしれません。自転車に乗らなくても足腰が鍛えられたりはあったのかもしれませんが、ちょっと唐突すぎんぜ!と思わなくもないのです。
絵柄は萌半分、イラストのような綺麗さ半分な感じですが、個人的に特に素晴らしいとは思いません。まぁ、普通かなとか言う印象です。
なので、本来ならばあんまりオススメはしないのですが、2017年1月よりテレビアニメとして放送されるらしいので、興味ある人は原作のこの漫画だったり、テレビアニメだったりを観てみるのも良いかもしれません。
初回限定版 南鎌倉高校女子自転車部 9 (BLADE COMICS SP)
- 作者: 松本規之
- 出版社/メーカー: マッグガーデン
- 発売日: 2017/01/10
- メディア: コミック
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