最近は自転車を趣味にするようになったので自転車関連の漫画とかをよく読むようになってる私です。現在テレビ放映中のアニメの「弱虫ペダル」をキッカケに自転車に乗るようになった人も多いのではないかと思うのですが、弱虫ペダルだと競技的になるのでもっとゆるいものが良ければ昨年放送されていた「ろんぐらいだぁす!」なんかが実践的な趣味としては参考になるんじゃないかなと思います。
「ろんぐらいだぁす!」がテレビアニメで放映された時に、「ばくおん!!」の自転車版で毒を抜いた感じと言う感想を目にした事があります。「ばくおん!!」は「ろんぐらいだぁす!」のバイク版ですよと言うことです。バイクは学生時代に原付きに乗っていたくらいでしか無いのですが、自転車で1日100km以上を移動する最近の自分としては、もっと原付きで旅でもしておけば良かったなと思うわけでありますし、その頃から原付きじゃなくてロードバイクに乗ってたらどんな現在になっていたのかって想像しちゃいますね。
そんなこんなで、恋ヶ窪ワークスを読んだわけなんですが、バイクにまつわる不思議な世界観の物語なわけです。友達と原付きバイクを乗り回していた不良女子高生だったのですが、事故で友達を失ってしまいます。そこから色々と悩んで自分も命を絶とうと思った時に現れたのがバイクショップの店長でそこで働くことになるわけです。
そのバイクショップでの日常を描いているのですけれどもね。なかなかのファンタジー感を盛り込んでいるのがホンワカしていて良いなと思います。個人的にはドラゴンボールなどの鳥山明がマシン的なものを書くのが好きなように、この恋ヶ窪ワークスの作者のせきはん(大森しんや)さんも古いバイクとかを書くのが好きなんだろうなと言うのが伝わってきます。本当に好きかどうかは知りませんけれどもね。
ただ、下巻の終盤と言うかおまけ的なところはちょっとお話がよくわからない状態になってしまうのが玉にキズなんじゃないかなと思いますよ。まぁ、おまけ要素だし、1冊だと量が多くて上下巻に分けると分量が少なくなった補填なのかもしれません。
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