とっても大好きドラえもんの名言のひとつに「どっちも自分が正しいと思ってるよ。戦争なんてそんなもんだよ。」って言うのがあるわけですが、戦争に限らず人それぞれにおいてポジションと言うのがありますので、相容れない事はあると思います。
海外の事はよく知りませんが、比較的日本人は海外の評価を気にするとかって言われていると思いますが、海外の人の言うことって相手のポジショントークも入っていますから、批判されたとしてもある程度は、あ、はい、そうですかと流せないとダメだと思うんすよね。
そんな事はどうでもいいのですが、立場は違っても、それぞれが己の利益の為に行動するって事ですよ。勇者には勇者の都合ってのものがあるのかも知れませんが、魔王には魔王の都合ってのがあるわけでして、勇者を倒して正解を征服するってのは、魔王軍にとっては必要なことなのですよ。
そんな魔王に捕まった人間が魔王の秘書になって人間どもを殲滅するってのがこのお話のストーリーとなっています。いわば、魔王軍の裏事情が読めてしまうって言うメタ情報満載で結構面白いです。結局人間も魔物も本質には大差がないと言うことがわかるんじゃないかなと思います。まぁ、秘書と言うよりは、軍師と言うか政治家に近い感じかもしれません。これが国と国になっても通じる話だと思います。
あ、あと、人間が一番怖いって言うのも真理なのかもしれませんね。
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