貧脚に優しいギア比を求めて～クランクセット編～

すでに大反省会を行ったとおり、ブエルタ・ア・グンマーニャと題して9月9日に榛名山で一人ハルヒル、9月10日に赤城山で一人まえばし赤城山ヒルクライムをしてきたわけではありますが、榛名山の序盤で足を攣るなどと言う大失態をおかして無事死亡してきたのであります。

これらはひとえに普段からのトレーニング不足が原因となるわけですが、自転車のトレーニングなんてしたことなど無く、これからもあんまりするつもりもございません。ただ、楽しく自転車生活を楽しみたいわけでございます。

貧脚に優しいロードバイクにカスタマイズするにはまずは軽量化するという事が言えると思います。ただ、痩せろと言うのは酷な話なので、パーツを軽量化するという事でまずは1番効果が高いと言われるホイールを予算の範囲内で変えるため、SHIMANO WH-R81に変更したのです。が、まだ足りない、まだまだ私の貧脚にマッチしたものにはなっていない！と、つまりそう言うわけですな。

次に目をつけたのはギアです。車体や本人重量が減らせないならギアでもって軽くすればいいよねってことで、まずはフロントギアであるクランクセットを見直そうってなわけですよ。私が乗っているFUJI Roubaix 1.3 完成車に元から装着されているクランクセットはSHIMANO 105 5800 52/36T 170mmとなっておりますので、こちらとコンパクトクランクの50/34Tと比較してみたいと思います。その際に使用するスプロケットは11-28T（5800系105 or 6800系Ultegra）です。

ギア比の比較

アウター

	11	12	13	14	15	17	19	21	23	25	28
52	4.73	4.33	4.00	3.71	3.47	3.06	2.74	2.48	2.26	2.08	1.86
50	4.55	4.17	3.85	3.57	3.33	2.94	2.63	2.38	2.17	2.00	1.79

インナー

	11	12	13	14	15	17	19	21	23	25	28
36	3.27	3.00	2.77	2.57	2.40	2.11	1.89	1.71	1.57	1.44	1.29
34	3.10	2.83	2.62	2.43	2.27	2.00	1.79	1.62	1.48	1.36	1.21

どうでしょうか？ぶっちゃけあんま変わらんな！と言う感じではありますね。ギア比を求める計算式がフロント÷リアの歯数ですから、当然ギア比に与える影響はリアの方が大きくて、表にしてみても大きな差は感じられないと言ったところでしょうかね。

とは言え、インナーローで1.29から1.21に下がるのは少しでも足に負担を与えたくないと言う心理には非常に深く刺さるものであるわけです。これならもう少し戦えるんじゃないだろうか？という気がしてきますね、してきますよね？ただの物欲ですかね？

重量の比較

重量の比較をしようと思いましたが、なかなか良い情報がありません。5800系105のシマノのサイトを見たんですが、平均重量として725gと書かれているだけなんですよね。歯数とクランク長ごとに書いてほしいんですけれどもね。ま、自分体重と比較しても誤差みたいな問題ですけれどもね。

新型Ultegra R8000のサイトの方を見てみると歯数ごとに重量が書かれています。52/36Tで681g、50/34Tで674gということらしいですから、一桁グラムしか変わらないので誤差といえるでしょう。財布に1円玉が7枚多く入っているか入っていないかですからね。

クランク長について

クランク長については身長の1/10とかも言われているようですが、足の長さは身長と比例しているわけではないので性格には足の長さなどから割り出す方が良いです。ただ、私のような競技として自転車に乗っているわけでなく、趣味で乗っている人は足の長さなんて把握していなくて、せいぜい身長を知っている程度だと思います。

クランク長は短い方がくるくる回しやすいし、サドルを高く出来る利点がありますのでハイケイデンスタイプの人には良いです。逆に長いと少ない力で同じトルクを生み出せるので上りでは都合が良かったり、ガシガシダンシングするには向いているようですから、自分のタイプに合わせたものを検討したいですね。

ロードバイク購入時にちょっとしたフィッティングをしてもらいましたが、クランク長は完成車付属の170mmでは少し長いかもという話を聞いています。また、ロードバイクを購入前に乗っていたクロスバイクも165mmのクランクでしたので、165mmを検討したいところですね。