先日、来客があったので皮から手作り餃子をこしらえたのですが、皮を作りすぎちゃってタネが足りなくなってあまってしまったのです。再利用するっきゃ無いよね!と言うわけであります。
ドン!とこちらがあまった餃子の皮の生地であります。こいつでもってうどんを打つことにします。因みに、参考書は映画「UDON」であります。
真っ平らなまな板であれば正方形に近い形で伸ばすのが良いのでしょうけれども、残念なことにIKEAで買ったまな板は角にくぼみがあって、このくぼみの上で伸ばすとそこだけ分厚くなってしまうのです。そんなわけで、なるべくくぼみの上で伸ばさないように考えた結果、細長くなったのでした。
伸ばした生地を折りたたみます。切る時の圧力で生地が圧着されないように薄力粉をふんだんのまぶすと良いかと思います。
折りたたんだ生地をある程度一定の太さに切っておきます。茹でると膨張するので気持ち細めに切るのが良いと思いますが、どの程度膨張するのかわからないので適当にやると宜しいかと思います。
また、折り目に対して垂直に切らないと歪んだうどんになってしまうので、なるべく垂直に切るようにしましょう。
切った麺はなるはやでほぐしてあげると吉です。放っておくとおのれの水分でくっついてしまいます。
麺を茹でる時のワンポイントアドバイスとしては、鍋を真ん中に置かずに少しずらすことです。真ん中に置くと水の対流が中心から外側へ半径ほどの小さいものになりますが、ずらすことによって鍋の端から端までの直径を使うことが出来ます。
写真右端から吹き出す対流が左端で沈み込むようになります。この時は写真を撮る間に吹きこぼれないように火力を抑えて温度が低いですが、もう少し温度が上がると対流も大きくなって麺が勝手にくるくる回るようになってかき混ぜなくても良くなります。
さて、麺に火が通ったようですので、湯では終了です。ザルにあけてキュキュっと締め上げてさしあげましょう。
こちらが冷水で〆た直後のうどんになります。ボロボロ崩れることもなく、見た目は非常に美味しそうな感じがしますでしょ。
食べる前に麺をもう一度くぐらせてあたためたら、出汁に投入して、お安くなっていた練り物と、プランターで育てたワケギと天かすを乗せて出来上がりです。見た目は完全にうどんですね。
丼に入らないものはざるうどんにしてみましたよ。本来のうどんは生地を作る時に塩を入れるようですが、今回は餃子の皮の再利用ですので入っておりません。したがってややうどんの味が薄いかなと思います。ちょっと高血圧かもーな人にはちょうどいいかもしれませんし、胃に優しい感じにはなりました。あと、うどんのコシはほとんどありません。
世の男性はある程度年齢を重ねると蕎麦打ちにハマると言うタイプの人が居るそうです。もし、将来そんな蕎麦打ちおじさんになったら奥多摩で蕎麦屋でも開こうと思いますよ。ま、すでに自転車おじさんかつスモークおじさんなんですけれどもね。
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