勇者様が現れて魔王を倒してくれる。なんて思っていた時期が僕にもありました。どうもこんにちは、この世には勇者も魔王も存在しませんが、泥沼のような昇格争いは存在します。
メタ情報満載なRPGチックな世界観が楽しめると個人的に評判の「竜と勇者と配達人」の2巻がKindleで発売されていましたので、早速Amazonさんにオススメされるがままポチった私だよ(メレブ風にな)。
私の好きなラーメンズのコントの一つに「ダメ人間」と言うのがあるわけでして、その中で「ダメダメダメダメ、お前はダメ人間かっ!」ってセリフが大好きなんですよね。ま、関係ない話しましたけれども。
最近の世の中はアレはダメ、コレもダメ、PTAから苦情が、テレビ局にクレームが、とか色々と厳しいよのなかになって来ていると思うんです。あんまり昔のことはよく知りませんけれども、わりとフリーダムであり、自由すぎて人に迷惑を掛けたりすることがあった時代と違って昨今では常識人が増えてきていて、非常にまともで良い世の中になっているとは思います。そう思いますが、逆に縛られて窮屈で面倒くさくて息苦しい世の中になっているようにも思います。そのバランスってのものが大事なんだろうなぁとは思うんですよね。
さて、漫画の話に戻って、この世界は中世ヨーロッパを元にしているのですが、当時からそのようなルールとかの息苦しさと言うのはあったようなのですね。昔は自由に狩りが出来たのに、狩人組合に入って色々手続きやらを守って狩りをしなければならないとか、税金や組合費が大変だとかなんとか。確かに好きかって狩りをしたら動物が絶滅してしまって獲物が取れなくなったり、罠や銃などで怪我をする人も出てくるでしょうからね。
少し前に郵政民営化が行われるまでは郵便局員が公務員だったように、中世においても配達人は役人だったようでありまして、ルールやらなんやらで色々と縛られて面倒くさい感じだったようですね。って言うのがこの漫画を読むと学べて面白いです。そして、漫画よりも途中に挟まれるコラムはもっと学べて面白いので、そう言うのが好きな人は読んだら良いと思うよ。
最後に、コンプライアンス関係のお話が多くなってきまして、竜とかはもう出てきませんでした、出てきませんでした、出てきませんでした。
竜と勇者と配達人 2 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
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