何でこんなに可愛いのかよ「モンスター・ホテル２」と言う映画を観ました

先日観た「モンスター・ホテル」は結構面白い映画でした。で、「モンスター・ホテル２」はAmazonプライム・ビデオでは配信されていないのですが、ポチッとなをすると観ることが出来ます。つまり、お金を払えば観てもええで！って言う身も蓋もないお話であります。

結論から言うと、１作目が面白かったからって期待して２作目を観るとイマイチって言う王道をいく感じでしたね。面白くないってわけでは無いのですが、期待が強すぎると普通でも面白くないと感じてしまうパターンであると言えるのではないでしょうかね。あと、テーマもちょっと、ね。

１作目のテーマは子離れ的なところがあるわけでありまして、まだ親にはなっていないとしても、誰かの子ではあるので理解は出来うる範囲だと思うのです。そして、子供の幸せを願うあまり過干渉になってしまったりするって言うのは、気持ちとしては分からなくもないかなぁと思う人が多いのではないでしょうかね。

一方で２作目のテーマは子供の子育てになるわけです。つまり孫についてなんですけれども、孫を育てる主役はおじいちゃんおばあちゃんではないと言うことは当然の事だと思うんで、あんまり関心頂けないなぁ〜とついつい思ってしまうんですよね。よく子育てに失敗したと思った人が孫の時にリベンジして主導権を持とうとしてしまう胸糞案件とかあるみたいですから、そういった嫌な気持ちがちょっと心に湧いてしまうのが良くないところなのかも知れません。

あとは、ジョナサンのちゃらうぃーねー的な所が少ないのも残念だったし、人間とモンスターの壁が取り払われた１作目からすると、乗り越えるための障害が小さすぎたかなぁと言う所もあるかもしれません。

とは言え、子育て中に子供の成長が遅いことを悩んでいる人とかには良いかもしれないとは思いました。成長にはそれぞれ個人差があって、心配したりヤキモキするとは思うわけですが、必要以上に悲観的に思う必要はないですよね。

そんなこんなで、演歌歌手大泉逸郎さんの「孫」のようにかわいいかわいい言って見守ろうじゃないの。