二段階紆余曲折

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アル中怖い「健康で文化的な最低限度の生活」6巻を読みました

アルコール依存症は怖いですね。かく言う私はメンタルが弱いんです。メンタルと意志が弱いんです。なので、ちょっとやられ気味の時はお酒に逃げていたりなんかもしてましたが、今は普通に楽しくお酒に溺れるくらいにはなっているのですよ。ま、飲みすぎて次の日まで残ってしまうことはあっても、昼間っから飲むってことはあんまりしないので、依存症ではなかったものと信じたいですね。

 

で、アルコール依存症は病気なわけであります。なので、本人の意志とは無関係に欲してしまうわけですよね。まぁ、ダメ人間に見えるかもしれませんが、病気で寝込んでいる人間にダメ人間と言わないように、アルコール依存症の方もダメ人間などとは言わないようにしなければなりませんね。まぁ、心の中で思うのは勝手なので好きにしたら良いと思うよ。

 

お酒と言うのは飲むのにお金がかかるのに、お金を稼ぐ能力は削いでいくので当然ながら貧乏になりますし、依存性までになれば稼ぐ能力は皆無になって、ただひたすらお酒を飲む生活になるでしょう。人から見ればなけなしのお金でお酒を買うのが信じられないかもしれませんが、そのようになると生活保護に頼ることになるかもしれません。

 

怖いですね、風邪ひいたときに無意識に咳や鼻水が出るのと同じようにお酒を欲してしまうわけですからね。意思が弱いからだとか言っても、咳や鼻水が出てしまうように欲してしまうわけですから、意志の問題ではないってなわけですね。そして、本人も病気だと気がついてないってのがまた辛いところなんでしょう。

 

そんなわけで、「健康で文化的な最低限度の生活」の6巻はほぼアル中患者のお話となっておりまして、なかなかに壮絶な内容となっております。そんな中で市役所の職員のケースワーカーとして2年目を迎えたりして、日々頑張っているえみるさんも後輩を迎える立場となったりとして頑張っているご様子ですね。

 

なかなかに興味深い題材でドラマなんかにしたらヒットしそうな感じがしているこの作品は、読んでみる価値があるんじゃないかなと思うわけです。うん、アル中にならないためにも読んでおくと良いな。うん。

 

 

健康で文化的な最低限度の生活 6 (ビッグコミックス)

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陽のあたる家~生活保護に支えられて~ (書籍扱いコミックス)

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