二段階紆余曲折

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ミイラ取りがミイラに「飼育少女」と言う漫画を読みました

Amazonさんの電子書籍であるKindleは便利に使わせてもらっているんですけれどもね、中には分冊版なるものがあるのですよ。要は漫画1冊を更に1話毎に分割して売っているわけです。これがもう、非常にウザったくて困っているのですよね、検索すると必要以上にいっぱい表示されてくるんですわ。たぶんお試しで読むためにそうなっているんだと思いますが、それにしてもどうなのよ、その仕組って感じですよ。もうちょっとどうにかならんものかと思うわけですよ。

 

さて、今回読んだのは「飼育少女」と言う漫画でございます。ある日、この物語の主人公の女子高生の鯉住さんは生物の先生からとあるものを渡されます。それがまぁ、ヒドラと言うアクアリウム界隈では稚魚などを捕食してしまう生物なんですよね。そんなところから生物を飼育していくお話がスタートしていきます。ヒドラに飽き足らずに、フジツボとか、クマムシとか、ナマコとか、イソギンチャクとか、ヒトデとか、まぁ、普通の人は飼わないよね、それ!って感じのものが次々に現れるので面白いです。

 

生物の飼育に必要なものは生物の環境と、エサと、生物の運動らしいのですが、もっとも必要なものは観察だと言うことらしいです。そうですね、確かに飼っている生物が弱ってたり病気になってしまっている可能性もありますし、そんな時は色々なサインを出しているわけです。なので、日々観察をして、環境が壊れていないか、エサが足りているか多すぎやしないかなどに気を使ってあげなければなりません。

 

そんなわけで、鯉住さんは生物を観察するのですが、実は生物の先生から観察されている対象にされていたってな話なわけですよ。まぁ、なんでもそうですが、素人がどう言う発想をするのかとか、どう感想を述べるのかとか、どう反応するのかとか言うのは面白いわけですよ。そこで、生物ド素人の鯉住さんが生物を観察しているはずが、飼育初心者として観察されていたってなわけですね。うん、ミイラ取りがミイラにみたいな?ちょっと違うね。うん。

 

私は子育ての経験はありませんが、子供を育てていくって事も、観察が必要なことでありますし、子供が新しい経験をする時の動作と言うのは可愛い(と思う)わけですから、あながち間違っちゃいないのかも知れません。そういった意味でもなかなかに面白みのある漫画なんじゃないかと思います。生物の豆知識も得られて勉強にもなるし、観察することの面白さもあるので面白い漫画でオススメしたいところですね。

 

 

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