踏切って言うのはどうしてかちょっと青春的な甘酸っぱい感じがしますよね。喧嘩中のカップルが無言のままカンカンカンカン晩餐館しながら待っていたりとか、この踏切が開かなければあの娘ともう少し長く居られるのにとか、そういう感じのね、私にもそんな時代が無かったですよ。そう、無かったので非常に想像力が乏しい表現になってしまいましたが、それはなんて青春、赤く開いた天国への扉さ♪つってね。飛び込むなよ。SO YOUNG。
多少前のめりになりすぎちゃいましたけれども、「踏切時間」の3巻が発売されていましたのでポチッとなして読んでみました。あれ、確かに同性愛的な変な人の話もあったけれども、もっとまともなお話が多かった気がするんだけど・・・と、ちょっと考えましたが、1〜2巻までもヘンテコなお話が多かったことを思い出しました。
そんなわけで、一部マニア以外にはあんまりうけないと思うこの漫画なんですけれども、それなりに好きです。ただ、オススメは特にしません。が、3巻まで続いているってことはそれなりに需要があるってことなのでしょうか?よくわかりません。
個人的には、たまに挟まる劇中に登場した踏切のモデルの説明が結構好きですね。本編とはほとんど関係ないけれども、今回の3巻で登場していた井の頭線の踏切なんかはとても良さそうですよね。私は井の頭線の先頭車両の激混み車両によく乗るのですが(渋谷駅改札に近いから)、梅雨のうっとうしい時期に見えるあじさいが結構好きです。なんか青春の匂いがするから。イカ臭いとかじゃないんだからね!
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