二段階紆余曲折

小並感満載で日常的なことを。

「血の轍」と言う漫画を読みました

私は基本的にはどんなエンタメ作品もそれなりに面白みを見出して楽しむと言うわりと便利な感覚を持っているんですよね。それはまぁ、エンタメ関係に限らずにグルメ的なものもそうで、なんでも美味しくいただく性分なんですよ。

 

そんな私にも苦手な物ってのがありまして、その中の一つのジャンルが胸くそものであると言えるのではないかなと思うんです。それでも割りと我慢していられるんですけれども、積極的には関わろうとしないんですよね。

 

で、今回読んだのは過干渉過ぎる、過干渉にも程があるだろうって言うお母さんと息子のお話で、「血の轍」と言う漫画です。まぁ、それ以外の登場人物も割りと胸糞悪い人たちなんですし、気持ちもわからないでもないですが。

 

読み始めた最初の方はね、まぁ、こう言う過保護な親も居るよなぁとか思うんですよね。で、従兄弟が頻繁に来るようになっても、ああ、断れない自己主張が出来ないタイプなんだろうなぁと多少同情的にもなるわけですよ。で、火サス的な崖の上での出来事ももね、まぁまぁまぁまぁ、理解できなくもないなぁ、さんざん虐げられてたもんなぁ、魔が差しても起こり得ない事じゃないなぁ〜とか思うんですよ、まぁ、最上級の譲歩でですけれどもね。その後の同級生の女の子の一件からはもうドン引きですわ。あーあーあー、こうやって子供を壊していく親って居るんだろうなぁ〜って胸くそなんですよねぇ、実際問題こんな親って居ないと思うんだけどね、居ないよね?フィクションだからだよね?うん、いないいない。

 

ってな感じででしてね、ものすごく胸糞悪い作品なんですけれども、凄い苦手なんですけれども、ドラマとか映画とかの実写じゃない分だけちょっとマシですかね。で、逆にこの後がすげぇ気になるわってのが今の私の状況なわけです。いつもはわりと惰性でつまらなくても続きを買っているんですけれども、今回はいつでも見切りをつける覚悟で続きを読もうかなと思っている次第であります。もう、刺激的すぎるんです。