いやぁ、ほんとものを売るってのは大変だよね。作る人が作って、売る人が売るってのはまぁ基本ではあるわけですが、そこに至るまでの過程というのがありまして、非常に難しいことだとは思うわけでありますよ。
野菜の仲卸業者である八百森で働くエリーさんはローディーなわけです。と言っても交通手段として使っているくらいでお話本編には関わりないんですけれどね。今回の2巻でも大学生活で得た知識をベースに色々と研究しているわけですね、頭が下がります。
私が働いているIT業界で有名な「顧客が本当に必要だったもの」って風刺的な絵があるわけですが、それはなにもIT業界だけではないのですよね。もっとアナログな野菜を売りたいスーパーマーケットのようなところにおいても、本当の顧客が必要だったものと言うのは顧客自身がわかっていないことが多いのであります。この場合の顧客ってのは一般の消費者であったり、その消費者に売るための小売のスーパーだったりするわけです。
その聞いた要件を整理して、噛み砕いて、再度出来る範囲で最善の提案をしていくってのは、どの業界でも必要な事なんだよなぁ。と、この漫画を読んでいると思うわけでありますね。いやぁ、痛快で面白いと思います。
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