二段階紆余曲折

小並感満載で日常的なことを。

名栗湖有間ダムの先の有間峠へのライド

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ゴールデンウィーク最終日でございます。ゴールデンウィーク初日には甲府までサッカー観戦ライドに出かけたのですが、その後は色々とありまして、多少は乗っていたけど、本格的なのは久しぶりとなっております。当初予定ではサッカー観戦に大宮まで遠回りして行こうとしていたのですが、油断していたらチケットが完売で取れなかったのですよ。

 

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さて、今回も出発が遅れて午後になってしまいましたが、目的地は有間ダムの先にある有間峠でございます。名栗湖の有間ダムはまだクロスバイクに乗っていた頃に初めての飯能ライドとして行ったことがあります。以前から有間峠には行きたいと思っていたのですが、冬季は通行止めになるらしいことと、去年は台風などの大雨による落石によって通行止めになっていたのです。行くかぁと思うと通行止めってヤーね。

 

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ルートは何時も通りの多摩川サイクリングロードで羽村まで、そこから青梅駅手前で成木街道に入って、小沢峠を越えて有間ダムまで向かう感じとなっております。そんなわけで、早速有間ダム前の激坂をクリアして名栗湖に到着しました。

 

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有間峠の開始地点が実際にどこなのかわかりませんが、この駐車場を越えたところくらいが開始地点なのでしょうか。ここは有間ダムを先に進んで管理釣り場をさらに少し進んだところになります。有間ダムからここまでは緩やかな上り区間ですね。Stravaの区間データでは、距離9.3km、標高413mから1,151mまでの738mの高度差を平均勾配8%で登るらしいので、勾配10%超えが頻発すると思われます。

 

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開始地点からもう一つのゲートを越えたあたりで有間峠の凶暴さの片鱗が姿を現してきます。GARMINの指す勾配は10%近くまで上がってきました。そしてこの勾配がしばらく続くってのだから恐ろしいです。

 

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2018年のゴールデンウィーク現在、序盤にダート区間があります。距離は短く、砂利も小さいので空気圧がきちんと入っていれば乗ったまま越えられるレベルだと思います。ただ、帰りのダウンヒルは降りて歩きました。ブレーキでタイヤがロックしたままズズズッと滑って転んでもつまらないですからね。

 

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有間峠は超えると秩父の方へ行くことが出来るのですが、そのために秩父に行きたい車や秩父から来る車が結構通るんですよね。油断しているとカーブの先から車が走ってきたり、道幅が狭いところを後ろから追い抜かれたりとそれなりに危険です。

 

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本格的に山道になってから標高1,000mを超えるまではこの写真の通りほぼ勾配が10%以上と思って良いと思います。それまでに4箇所くらい緩やかになる落ち着けるところがあるので、そこで心拍を落ち着けるようにしたほうが無難ですかね。

 

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標高1,000mを超えると、尾根の上を沿う様に進む感じとなり、緩やかなアップダウン区間になります。正直このアップダウン区間必要なの?と思ってしまうほどですが、せせり出した岩とその間をすり抜ける感じは結構楽しいですが、早く終わってくれという気持ちの方が強くなります。

 

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もはや蛇足じゃね?と思いながらのアップダウン区間を過ぎると有間峠の頂上にたどり着きました。有間峠からは登り始めた名栗湖やその先の市街地までを見下ろすことが出来ます。ちょっとすでに夕方でガスってるのが残念ですが、秋口に来ると紅葉もあいまって素敵なんじゃないかなと思います。

 

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よっしゃー!ダウンヒルだひゃっほーい!とはなりません。道が狭いのと、小石が落ちてたりするのでパンクしないように注意しなければなりませんし、いつ対向車がやってくるかもわかりませんので慎重にブレーキをかけながら下ります。

 

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強めのブレーキをかけながらのダウンヒルは結構手が疲れてきます。なので、途中は滝を見つけては撮影という名の休憩を挟むことにします。

 

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有間ダムから有間峠までの間に4〜5本くらいは滝があったでしょうかね。登ってる時はゆっくりなんで気がつくんですけど、下ってる時はついつい通り過ぎちゃって戻るのもなぁと思うわけです。

 

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有間峠は骨がありすぎてキツかったです。出発時間が遅かったのもありましたが、帰りも遅くなってしまったのでカフェキキさんにも行けずに、代りにと言ってはナンですが、デザートに苦労坂こと東都飯能カントリー倶楽部の激坂をクリアしてから帰路につくのでありました。めでたしめでたし。有間峠の先には秩父があるので、いずれは行ってみたいなと思うのでありました。やめとけって。

 

結局この日の有間峠ライドはトータルで距離118.5km、獲得標高は1,656mと言うことになりました。

 

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