二段階紆余曲折

小並感満載で日常的なことを。

「殺人オークション」2巻を読みました

とあるアングラなオークションサイトでは、落札した人がターゲットとなる人の殺し方を指定することが出来る。当然猟奇的な殺人事件として世間に知られるようになるのですが、ターゲットは悪評の高い人でいい気味だぜ、とかそんな風に思われるし、世直し的で応援される感じにもなってしまうのです。そんなサイトをそんな目的で使われると知らずに構築した人が、そんなことはさせてはならぬと止めようとしたところ、逆にいかにもサイトで猟奇殺人の一部かのように残虐な方法で殺されてしまうのでありました。

 

当然のように警察が捜査に動き出す中で、殺されてしまったサイトを構築した人とのオタク仲間である少年は、次に狙われてしまう恐怖に怯えながらも警察に情報を提供するのでありました。

 

で、2巻は情報を提供したことで捜査が進んだかと思いきや、警察内部にも犯人たちの協力者がいるっていういかにもいかにもな流れで進んでいくのですよ。その結果、せっかく逮捕した容疑者は殺され、その協力者も自殺を図って、捜査は振り出しに戻るのでありました。

 

そして、サイト運営者をチラ見せして2巻が終わるんですよねぇ、良いところで終わるわ、ほんま。なかなか展開が早いし、ワクワクスリルがある感じで面白いと思います。表紙からはちょっとエグそうだなぁと言う感じがしますが、まぁ、仏さん以外はそこまででもないので、私でも大丈夫な感じであります。

 

 

殺人オークション : 2 (アクションコミックス)

殺人オークション : 2 (アクションコミックス)

 
殺人オークション : 1 (アクションコミックス)

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落札された死 (創元推理文庫)

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