中二病全開でクリテバトルだ「はやめブラストギア」4巻を読みました

東京近郊のサイクリストの間では風の中の荒川サイクリングロードを走ることを荒川峠なんて言ったりしますね。ほかにも信号でストップ・アンド・ゴーを繰り返すことを信号峠とか、朝起きれないのをお布団峠と言ったり、イベントに申し込むのエントリー峠とか言ったりするようですよ。私はお布団峠の前には無力なのであります。

さて、今回読んだのは峠でのヒルクライムで異次元のバトルをする「はやめブラストギア」の4巻なんですけれども、まぁ、別にバトルする場所は峠に限ったことではなかったですね。今までの伊豆修善寺のCSCだったり立体駐車場だったりしてたので、別に平地だって良いよねってことです。

まず最初のバトルは霞ヶ浦のサイクリングロードです。茨城にはほかに筑波りんりんロードとか、筑波山には不動峠とかあるのにもかかわず霞ヶ浦が舞台となっております。しかも双子が相手なので2対2の対決になるわけでして、トレイン組んで戦うんですね。そのトレインの後ろに入れば楽なのですが、その後ろで竜巻が発生してふっ飛ばされるという異次元さがなかなかナイスなのであります。

続いてのバトルは荒川沿いの彩湖を15周するクリテリウム形式のバトルです。対戦相手は中二病がそのまま大人になっちゃった感じの人なのですが、非常にヤバイ雰囲気が漂います。こっ恥ずかしくなって読んでられないレベルの中二病患者具合なところが見どころでしょうか。

ところがどっこい、はやめちゃん初の敗退と言うことになってしまうんです。負けたってことで良いんだよね？ここから大どんでん返しとかがあるのでしょうかね？

そんなわけで、非常に異質なロードバイク漫画の「はやめブラストギア」ですが、今まではKindle版が発売されるのに1週間はかかっていたのですが、どうやらコミック版から1日遅れくらいだったようで、嬉しい限りであります。

≪ 3巻

5巻 ≫