進むも地獄、戻るも地獄って事ってありますよね。例えばフタコブの峠の真ん中の谷間に居るときとかね。進んでも登らないといけないし、帰るにも登らないといけないし、なんてね。そう言う場合はまぁ、どっちも辛いなら進もうってなるんですけども。
さて、ただのミステリー好きの作家志望だった一人娘を持つお父さんが主人公の漫画「マイホームヒーロー」の4巻が発売されましたので、早速Kindleさんでポチって読みました。いやぁ、相変わらず面白いなぁと思います。別にミステリー好きと言うわけでもない私ですが、単純にハラハラ・ドキドキでありつつ、それぞれにはそれぞれの家族が居て、我が子を大切にし心配しているのが伝わってくるわけですよ。
何事もなければよかったのに、事件に巻き込まれてしまったから進むも地獄、戻るも地獄な状況になってしまったんですね。よく正気を失わないなぁと思うわけでして、よく絶望的な状況なのにワンチャンを狙えるなぁと思うわけで、その親であることの覚悟って凄いんだなって、そんな一言の感想しか言えなくなるのであります。
あんまり詳しくはないですが、4巻のこのジリジリとした展開はまさに将棋のようでありまして、お互いに攻めるも慎重に、守るも慎重にといった一進一退の攻防なわけであります。とは言え、将棋で言えばどちらとも優勢にならずに持ち時間を減らすことで終始し、1分将棋に突入するってところで終わります。最終決戦となるであろう5巻の発売が今から心待ちになるわけですね。ま、5巻で最終決戦が終わるかもわからんし、完結するかどうか知らないですけどね。
とにかく面白いんよ。
ROUTE END 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: 中川海二
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2017/06/02
- メディア: Kindle版
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