最近はすっかり自転車で走ることが趣味になってしまったんですが、以前は初めて買った一眼レフのデジカメを使うために色々と自転車で周っていたのが始まりだったのです。で、特に被写体がないので特に有名でもない神社仏閣を巡っていたのですが、どこかの神社かお寺かの張り紙に「子供の非行は親の責任」みたいなのがあったんですよね。別に誰の責任でもええがなと思ったわけですよ。子供は別に好きでグレていたわけではなくて、色々と難しい状況にあったからそうなったわけでしょうし、親側にも色々と都合があったわけでしょう。別に責任を押し付けたところでグレた子供が救われるわけでもないし、親がどうにかできる範疇を越えていたりもするわけでして、そんな苦しんでいる子供をどうするかが問題であって、同じく苦しんでいる親にお前の責任だとさらに追い詰めてマウント取って何がしたいんでしょうか?と思うわけですよ。
さて、今回読んだのは『「子供を殺してください」という親たち』の3巻です。1巻と2巻を読んだ時は衝撃的でしたけれども、さすがに3巻ともなるとさもありなん的な感想になってしまうのが、ね、人間の慣れってのは恐ろしいですね。
メインはストーカーになっちゃった人のお話でしたが、何故にそこまでってのが良くわからないわけですね。その前の人のケースでは、この親にして・・・ってのがなんとなくわかるわけですが、このストーカーのケースは良くわからない。良くわからないけれども、そう言う結果になってしま事もあると言うのが恐怖なわけですがね、私には関係ないとはならないのが本当に難しいところだなぁと痛感するんですよね。
ま、このストーカーになっちゃった人は、また再発するような事があっても、押川さんもっかい呼ぶぞ!と言えばいいのでちっとは楽なのかな。なんてな。
「子供を殺してください」という親たち 3巻 (バンチコミックス)
- 作者: 押川剛,鈴木マサカズ
- 出版社/メーカー: 新潮社
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「子供を殺してください」という親たち 2巻 (バンチコミックス)
- 作者: 押川剛,鈴木マサカズ
- 出版社/メーカー: 新潮社
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「子供を殺してください」という親たち 1巻 (バンチコミックス)
- 作者: 押川剛,鈴木マサカズ
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