ヤットデタマン・ブギウギ・レディ。私の奥さんが非常に楽しみにしている漫画、「映像研には手を出すな!」の第3集がやっと、ようやくKindleにて配信されました。紙の本が出てから配信されるまで、いつ配信されるの?まだ配信されないの?と奥さんに何度か聞かれましたが、待たされたのは私のせいじゃないんだからね!
そして、この「映像研には手を出すな!」の作者である大童澄瞳さんも電子書籍を後で出す事にメリットがないとおっしゃっておられるわけですね。実際その通りなんだろうと思いますよ。どうしても欲しいものでなければ、ま、いっか。と言って買わなくなりますからね。ま、私は惰性で買うんですけれどもね。あと、Amazonさんはお客様へのオススメの一覧ページを復活させてください、お願いします。
さて、中身の方なんですけれども、映像と音響とお金のお話がメインになっているのではないでしょうかね。お金を得るには何を考える必要があるのか、つまり、モノや映像などのコンテンツをどうやって売れば良いのか的なことなんですよね。
人は商品を見てもそれが必要としているものなのかがわからない事が多いです。私の仕事であるIT業界では顧客が本当に必要だったもの的なジョークがあるわけですが、そもそも顧客自身が自分の要求をきちんと把握していない場合がありますね。作中では雪かきのときに使う防水の手袋が欲しいと言うところだったのですが、必要なものは手が暖かくて濡れない仕組みであって、手元に薄手のキッチン用のゴム手袋があればその下に軍手をすれば濡れずに温かい仕組みが出来上がるんですよね、ってお話でしたね。
そんなわけで、出版社さんに尽きましても、本当に必要なのが紙の本と電子書籍を別の日に発売することであるのか、もう一度よく考えてもらいたいなと思うわけであります。どっち向いて商売してんねん。という話であります。
関連記事