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フジ ルーベ1.3乗りが2019年モデルを吟味してみる

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www.fujibikes.jp

 

2年前の2016年11月13日にFUJI Roubaix 1.3(フジ ルーベ)と言うロードバイクを買って納車されたわけでございます。去年の2018年モデルに引き続き2019年モデルもしれっとホームページで見れるようになっていましたので、比べてみようと思うわけです。

去年やった比較と同じように、2017年モデルと2018年モデルを元に、2019年モデルを比較してみようかと思いますよ。

 

 

FUJI Roubaixシリーズ

まず最初に、2017年と2018年モデルはメインコンポがShimano 105であるRoubaix 1.3とShimano TiagraであるRoubaix 1.5の2グレード展開となっておりましたが、2019年モデルはShimano UltegraをメインとしたいわゆるUltegra MixのRoubaix 1.1とShimano 105をメインとしたRoubaix 1.3の2グレード展開となりました。

今までの105コンポの1.3が上位グレードではなく下位グレードとなったことで、アルミフレームだけどUltegraが良いなぁと思っていた人にとっては良い選択肢が増えたことになるかもしれません。その一方で105あれば十分なんだよと言う人にとっては残念なことに1.1と1.3それぞれ1色しかないのは選択しを狭めることになってしまっています。

 

フレーム

フレームの材質はアルミフレームであり、アルミニウムの規格にも変更はないようです。フロントフォークはFC-440カーボンで1.3ではドロップアウトがアルミ合金のようですが、1.1はフルカーボンとグレードアップしているようですね。

ジオメトリは全般的にSLシリーズと同じものを踏襲していて、大きな変更は無いようです。ただしサイズの小さい、46cm、49cm、52cmの方はヘッドチューブが短く変更されているようで、小さいサイズではより前傾が深くなったのではないでしょうかね。まぁ、スペーサーで調整できると思いますけども。

 

コンポーネント

Roubaix 1.3は105ベースですが、今年のニュースとしてShimano 105のニューモデルであるR7000が発表されたわけです。ホームページにはShimano 105としか書いていませんが、スプロケが11-30Tと書いてあることからR7000が採用されているものと思います。よって、今までの11-28Tよりもワイドレシオの乙女ギアになったようですね。スプロケの最大歯数によってリアディレイラーはSSとGSの2種類があるのですが、30Tはどちらも使用可能なので、実際にどちらが採用されているかは写真を見ただけでは判断出来ませんでした。

クランクセットは2017年モデルから2018年モデルになったときにShimano 105ではなくOvalのものに変更されていまして、これは2019年モデルでも同様の様です。1.1のUlltegraがメインコンポのグレードでもOvalのクランクセットになっていますが、1.3グレードのものよりも良いものっぽいです(数字が上だから)。ボトムブラケットは2018年モデルと表記は変わっているけど同じものなのではないかなと思います。

 

ホイールとタイヤ

2017年モデルではShimano WH-RS101でしたが、2018年モデルからOval Concepts 327に変わっており2019年モデルも継続しているようですね。UltegraグレードではOval Concepts 527となっているので、ホイールもグレードアップしていると思います(数字が上だから)。タイヤはずっと変わらずVittoria Zaffiro Proで継続のようです。

 

その他

何故だか2019年モデルの1.3にサドルの表記がありません。完成車なのでサドルがついてないってことはないと思うので、2018年モデルと同じようなものがついてるのではないかと思います。

あとは、バーテープがアンチスリップシリコンとなっていますが、メーカー名がわからないし違いはよくわかりません。今まではOvalのバーテープでした。

 

重量

  • 2017年モデル 1.3 - 8.3kg
  • 2018年モデル 1.3 - 8.4kg
  • 2019年モデル 1.3 - 8.5kg
  • 2019年モデル 1.1 - 8.1kg

重量についてはどのフレームサイズのものかがわかりませんので目安として考えるのがよろしいでしょうが、1.3では年々重くなっているようですね。一方でUltegraグレードの1.1ではさすがに色々と上位版を使うことで軽く仕上がっているようです。

 

価格

お値段は2017年モデルからは安くなっていますが、2018年モデルからの据え置き税別159,000円です。1.1では税別215,000円ですね。

 

まとめ

全般的にRoubaix 1.3は2017年モデルからのマイナーチェンジが継続していますが、メインコンポが新型105であり、スプロケが30Tと乙女ギア化しているところが魅力的に映るかもしれません。

フレーム的には目新しさはありませんが、新型105コンポのアルミフレームのロードバイクが欲しい人には十分な選択肢になるんじゃないかなと思いますし、アルミフレームだけどUltegraが良いんじゃ!って人は新しく登場した1.1も良いのかなと思います。

 

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