種と畑とはよく言ったものでして、人間が成長してどういった人物になるかと言うのは、種、つまり遺伝的なものと、畑、つまり生活環境的なものが合わさった結果であると言うわけですね。基本的には優秀な種でもって生まれてきた人は、優秀な親であるからしてお金もあることが多く、十分な教育と言う畑で育ってと言った連鎖になるわけであります。逆に言うと貧困の連鎖と言うのもあるのでしょう。
私のように運動も学力も芸術分野も普通の人間はどうだったかと言うと、まぁ、いわゆる中流家庭だったかなとは思いますが、父親はそれなりにインテリチックだし、母親は料理上手のいわゆる普通の家庭?中の上くらいかも?的な立ち位置くらいだと思うのです。そんなわけで、何に対しても特別な才能なんか一つもない私が育ったわけで、世の中の才能ある人には尊敬の念と嫉妬の感情を抱くわけであります。
さて、今回は「まんしゅう家の憂鬱」と言うエッセイ漫画を読みました。奥さんがまんしゅうさんを好きらしく、「アル中ワンダーランド」とともにKindleでポチっていたものを読んだのであります。
「アル中ワンダーランド」を読んだ時には物凄い才能の持ち主だなと思ったわけでありますが、「まんしゅう家の憂鬱」ではまんしゅうさんの家族の話が出てくるのです。あぁ、なるほど、こういう家庭に生まれ育てばこう言った才能が花開くのだなと言う感想を持ってしまうわけですね。
まぁ、ある種尋常じゃない感じの家庭であって、面白おかしく紹介されているわけでありますが、ちょっと私のメンタルでは耐えられないなぁ〜と言う感じなんです。なので、そういった環境でも壊れないメンタルがないと、才能というのは生まれないのだなと思ったわけです。 世の中って面白いね!
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