二段階紆余曲折

小並感満載で日常的なことを。

泣きながら切ってる・・・何を?馬謖を?「波よ聞いてくれ」5巻を読みました

北海道のオシャレカフェのカリスマ店員がバーで愚痴りながら超絶マシンガントークをかましていたらたまたま居合わせたラジオ局の人でその愚痴を配信されちゃった事がきっかけでラジオパーソナリティーをすることになった鼓田ミナレさんが主人公の漫画である「波よ聞いてくれ」なんですけれどもね、私、これものすごいストライクなんですよ。

 

小気味よいマシンガントークと言いますか、次から次へとよくそう言ったふうに口が動くなぁと思わせるかのような喋りと、その内容がまた突飛であって尖って鋭く、どっからそのネタ持ってこようと思ったんだよ!とツッコミたくなるけれども、ツッコミが追いつかなくて諦めて笑ってしまうくらいのところが好みです。これは水曜どうでしょうでボヤきながらキレている大泉洋さんとか、自分がツインテールのかわいい女の子だと思いこんでいる漫画家のルーツさんとかに通じるところがあるってのは前回お話した通りです。

 

ブログをサボっていた関係で遅くなりましたが、7月23日に5巻が発売されまして、Kindleでポチったので読みました。構成作家の久連木の取材のために訪れた北海道はダージリンじゃなくて和寒に行くことになって事件に巻き込まれましたってのがこの5巻のお話でございます。アッ、サムッ。

 

巻き込まれた事件の犯人側からの要求はラジオ番組を作ってそれを放送せよと言うことなんですが、当然ラジオのパーソナリティーと構成作家とADのトリオなので、番組自体は出来上がるのですがね、その過程と言うか、その中で発生するイベントがことごとくツッコミどころ満載で才能を感じさせますね!って言う感じです。

 

何ということでしょう。このような文才のカケラでも欲しいと思う虫ケラなみの小並感満載の感想しか言えないワンコなのでした。

 

波よ聞いてくれ(5) (アフタヌーンコミックス)

波よ聞いてくれ(5) (アフタヌーンコミックス)

 

 

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