空気を読みすぎて読みすぎて、自分の本当の気持を隠して隠して、それでも実は自分の本当の気持ちなんて特になくて、ただただ流されるだけだけど、それなりに無難にこなしていただけの人生。なんて人居ますよね。居ますかね?まぁ、とにかく、人を嫌な気分にさせないように気を使っているようで、ただ単に嫌われるのが嫌なだけ的な性格で、そんな役回りになっていた自分を変えたい!と思っている人は居るんじゃないかな。
そんな、損な役回りはもう嫌だ!自由に生きていくんだと仕事をやめて都心からちょっと離れた立川あたりで貧乏生活を始めた凪さんのお話ですが、3巻で突如暗黒モードと言いますか、胸糞な展開に発展していきます。その先が気になるところで4巻が発売されまして、だいぶ経過しましたが読みましたのでこのブログを書いているわけであります。
まぁ、なんかズルい感じの男にいいように振り回されていたわけですが、なんとか持ち直すことに成功します。いやぁ、自転車って本当にいいものですよね。ちょっと漕いでるだけで知らない今まで行ったことのない世界に行けるんですからね。海とかね。まぁ、凪さんはそうとうな方向音痴で迷いに迷った挙げ句に2駅分くらいしか進んでなかったみたいですけど。
いやぁ、それにしても立川から川崎の海ってかなり遠いと思うよ。作中にも50kmって言ってるけど片道だからね。ドンチホーチに飛び込みで自転車買ってその足で行って帰ってこれる距離じゃないと思うなぁ。まずお尻が死ぬと思うもんね。
あと、ドンチホーチみたいなお店でクロスバイクのルック車的なのを買うのはオススメしないかな。店員さんもまともに整備出来ないだろうし、変速もブレーキ調整とかも出来てないまま置いてあるだろうからね。まぁ、その分お安いんでしょうけども。
と、自転車の話ばかりになりましたけど、よく自分探しの旅に出るとか言うけど、自分は探さなくてもその場に居るからね。鏡見れば良いだけだからね。旅は良いものだから、別の目的でもって行ったほうが良いと思うよ。幸せの青い鳥も家の中に居るっていうらしいからね。たぶん蛍光灯のホワイトバランスの関係で青く見えるんだけどね。
関連記事