壮大な物語を考えてみて大風呂敷を広げてみたものの、ちょっと広げすぎた風呂敷のたたみ方を考えていなかった。とかそう言うことってあると思います。まぁ、物語とかであれば良いんですけれども、それが仕事とかになってくるとちょっと頭を抱えたい現実が待っていたりするんですよね。AIとかそう言う分野はAIがあれば何でも出来るんじゃね?と風呂敷がデカくなって、結局なんだかよくわからない、今まであったものとそう大差がないものが出来上がってしまったりするものです。
さて、今回は「五佰年BOX」の4.5巻、スペシャルエピソードなるものがKindleで配信されていることに気がついたので、ポチって読んでみることにしました。「五佰年BOX」は箱庭っぽいものをイジったら過去とつながっていて、イジったことによって未来(つまり現在の現実)が変わってしまったよ。って言うお話で、なんとか元に戻そうと奮闘する人たちのお話なのです。
なかなか面白そうだなぁと思って読み続けていたのだけれども、人気がイマイチだったのか、お話の終わらせ方を考えてなかったからなのかわかりませんけれども、4巻で雑に風呂敷を畳んで完結となってしまいました。
作者の方もそれじゃ読者に申し訳ないと思ったのか、本人も消化不良だと思ったからなのかわかりませんが、過去にタイムリープした主人公のその後のことが書かれた4.5巻が発売されましたと言うことなんだと思います。真偽の程は知らないですけど。
Kindle版でしか出ていないようですので、紙の本として流通させるには予算がつかなかったのだと思いますが、こうしてそれなりの解説的なものとして世に出せるようになるって言うのは、電子書籍さまさまなのだろうなと思いますし、すごく親切だと思います。ひとまず良かった良かったと言うことにしておきたいなと思います。
五佰年BOX(4.5) ?Special Episode? (イブニングコミックス)
- 作者: 宮尾行巳
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/09/25
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
五佰年BOX(4) 【電子限定特典コメントペーパー付】 (イブニングコミックス)
- 作者: 宮尾行巳
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/08/23
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
関連記事