二段階紆余曲折

小並感満載で日常的なことを。

迷うのもまた一興「ぐるぐるてくてく」と言う漫画を読みました

街ブラと言うジャンルがありますよね。芸能人がテレビで街をブラブラ散歩しながらその辺の飲食店で食事したり、商店街で出来たてのコロッケ何かを食べ歩きしたりしている番組です。新宿渋谷池袋とかの大都会ではないちょっと奥まったマイナーなところや下町なんかが舞台にになったりして、都会の煌びやかなところとは違う温かみだったり古めかしさがあったりするのを紹介するのが何やら良い感じなのかなと思います。

 

まぁ、そういったテレビなどで紹介されるお店なんかは仕込み的になってたりするお店とかもありそうだし、放送後は混んだりなんかしてちょっと行く気がしなくなってしまうんですが。ただ、孤独のグルメ的なお店には行ってみたいですね。

 

街ブラ的な散歩もなかなか楽しそうではあるのですが、特に下調べもせずに歩いてみても同じような発見があったりするのか?って言うとちょっと疑問と言いますか、当たりはずれありそうで休日を1日つぶして行うにはちょっと躊躇してしまいがちです。自らが楽しさを発見できるような感受性も持ち合わせていないと辛いかなと思うのですよね。

 

一方で学生時代とか、お金はあんまり無いけれども時間だけは沢山余ってるぜ!的な状況であればそんな街ブラと言う散歩も良い趣味と言えるのかもしれません。最近は健康志向あり、イングレスやポケモンGOのような歩く位置ゲー的なものもあって、そう言うのとも相性が良いかもわかんないですね。ニコニコのドワンゴもテクテクテクテクとか言うゲームを始めたらしいですけれども、どうなんでしょうかね。

 

 さて、だいぶ前置きが長くなっていますが、今回は「ぐるぐるてくてく」と言う漫画を読んだお話でございます。舞台は池袋とか目白あたりの散歩部の高校生が今時アナログな紙の地図を見ながら迷いつつ散歩するってお話です。まぁ、散歩部は2人しか居ないんですけれども、そのゆるい先輩後輩の関係がなかなか心地よい感じで特に刺激的なところがないのが良い雰囲気かなと思います。

 

特段に素晴らしいところがあるわけではないのですが、迷いつつも遠回りと言い訳をしたりしながら、小さな発見があったりしつつ目的地に着くと言った趣があって、割と楽しいですね。お金は無さそうな二人なのでお店に入ったりとかそういう紹介はないですけれども、無いからこそ普遍的な感じに仕上がるのかもしれません。

 

雰囲気で言うと「吉祥寺だけが住みたい街ですか」の街紹介パートで飲食店入らないバージョンみたいな感じでしょうか?いや、だいぶ違うかもね。ま、とにかくホンワカした雰囲気が毒にも薬にもならない心地よい感じの漫画でした。

 

ぐるぐるてくてく 1巻 (LINEコミックス)

ぐるぐるてくてく 1巻 (LINEコミックス)

  • 作者:帯屋ミドリ
  • 出版社/メーカー: LINE Digital Frontier
  • 発売日: 2019/03/15
  • メディア: Kindle版
 

 

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