ママチャリにしか乗ったことがない人にはあんまり伝わらないと思うけれども、ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツ自転車でサドルと言うと純粋に座る所のみのことを意味しまして、高さを調節したりするところはシートポストと言います。ママチャリではシートポストとサドルを別にしたりしないと思いますが、スポーツバイクではサドルだけを交換したりするわけですね。スポーツ自転車はサドルを軽くするためにクッション材がなくて硬かったりしてお尻が痛くなるので、色々と自分に合うサドルを買っては試すと言うサドル沼と言うのがあるんですよ。
幸いなことに、私のお尻は結構頑丈に出来ているっぽいので、パッド入りのウェアを穿いていればロングライド時に多少痛くなる程度で済んでいるので、サドル単品で買ったことはないですし、沼にも入っていません。良いサドルを買えばもっと快適になるかもしれないですけれどもね。
さて、コミック版ではすでに発売されていた「はやめブラストギア」の2巻ですが、やっとの事でKindle版も発売されたので読んでみました。遅れても1週間くらいにしてくれませんかね。
自転車漫画としては他の漫画と一線を画するこのブラストギアですが、裏の世界の自転車バトル漫画で、常識では考えられない戦い方をするのが1つの面白いポイントかと思います。まぁ、みんな大好き弱虫ペダルなんかも、登りでケイデンスが30とか上げてキープ出来たり、登りでリアをトップに入れてみたり、空気吸ったら身体が風船みたいに膨らんだり、バッタみたいになったりと尋常じゃない戦い方をするんですけれどもね。
自転車のパーツを賭けたバトルに負けると自走で帰ることができなくなるので、ルーザーズバッグ(輪行袋)に入れて帰ることになるのですが、今回はサドルを取られてしまうってな具合になったりします。
サドルが無ければブロッコリーを挿せばいいじゃない!
で、そのパーツの中に主人公のはやめの父の手がかりとなるブランドのパーツがあって進んでいくのですが、今回も謎の老人が出てきたりとか、まだまだ謎は解けそうで解けない、道半ばと言った感じですし、2巻の終わり方も早く次を読みたいぜって感じなので、わくわくしながら待つこととします。
また、2巻では実在の峠や激坂やローディーに人気のお店が登場したりするようになりました。1巻では風張峠とか出てきましたが、実際の風張峠とは異なるものだったのが、実在のものに近づいたんじゃないかなと思います。
今回登場したのは、小沢峠(トンネル)、名栗湖あたりのターニップと言う飲食店、裏ヤビツ、百草園、弱虫ペダルでの合宿の地となったサイクルスポーツセンターなどですね。ターニップは焼きカレーが有名っぽいので、何度か行こうと思ったのですが定休日だったりして断念してます。あと、ヒルクラ前にカレーとか口にしたらなんか嫌なのもあります。
どうでも良いけど、ペダルを回すとちょっとえっちな突起物が上下する仕組みをとある大人の映像業界で取り入れたのは天才だと思います。が、そういうおもしろ映像にはあんまり興味はないです。
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