中の人などいない!とか言うとゆるキャラ的な着ぐるみのキャラクターの中に人とか入っていないんですよとか言うファンタジー的な夢を守ることの愉快さを表すようなことだと思うんです。プロサッカーチームとかにもマスコットキャラとかがいて、サッカーの試合だけではない楽しみを与えているのですが、マスコットがPK戦やって頭が取れてしまったりなんて言うハプニングがあったりするわけですが、中の人などいないのであります。
そんなわけで、今回はグレイプニルと言う漫画を読んだお話です。ある日高校生が犬のぬいぐるみの化け物に変身することになるわけです。この大きな犬のぬいぐるみに変身すると異様に嗅覚が研ぎ澄まされて、色々な事件に巻き込まれていくってお話です。鍵を握るのは宇宙人が落としたコインで、そのコインを集める収集者がコインを巡ってドンパッチする感じのお話ですね。
面白いのはこのぬいぐるみの背中にはファスナー的なものがあって中に入って操縦が出来るってな事になっているんですね、なかなか斬新な感じかなと思いますよ。
中々先が読めない展開で面白そうなのですが、多少急激に風呂敷を広げ過ぎてはいませんか?と言う感じではあるので、どうやって伏線を回収していくのか、はたまた広げた風呂敷を畳まずにどんどん無視して突き進んでいくのか、ちょっぴり心配でもあるわけであります。
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