二段階紆余曲折

小並感満載で日常的なことを。

ローラーに乗りながらツール・ド・スイス第4・5・6ステージをDAZNで見ました

ローラーに乗りながらツール・ド・スイスを観戦していたので記録用に書いておこうと思います。ちょっと時間が経っちゃったので忘れ気味ですんで、簡単に。

 

第4ステージ

DAZN中継に合わせたのは終盤の2級山岳ザーネンメサーの登坂中でした。逃げ集団は徐々に人数を減らして残ったのはAG2Rのピーターズ選手とミッチェルトンのユールイェンセン選手、追うメイン集団とは約1分差、このまま詰めれば吸収は時間の問題と言う感じでした。

 

2級山岳ザーネンメサーの頂上を前にピーターズ選手がアタックしてユールイェンセン選手が遅れます。そのままの順位で頂上を通過すると雨の中のダウンヒルでユールイェンセン選手が追いつきます。メイン集団は危険回避の総合上位を狙うチームが前に固まり、危険回避なのでそこまでスピードに乗りません。ユールイェンセン選手はそのままピーターズ選手をパスして単独抜け出します。

 

ゴール地点はド平坦の飛行場内ですが、メイン集団は牽制も入ってかなかなか追いつかない。ピーターズ選手はメイン集団につかまってしまいますが、ユールイェンセン選手はそのままゴールまで独走でゴール、メイン集団はスプリント体制で入り、サンウェブのマイケル・マシューズ選手がトップでゴール、クイックステップのイヴ・ランパールト選手、ボーラのサガン選手、バーレーンのコルブレッリ選手と続きます。総合トップはBMCのシュテファン・キュング選手がキープしました。

 

第5ステージ

山岳3連戦がスタートして初日は序盤に1級山岳を通過したのち、平坦を走り、後半に超級山岳と1級山岳を登っての頂上ゴールです。ローラーに乗ってDAZN中継に合わせたのはラストの1級山岳でした。

 

酸素が足りていないのか、何故かあんまり記憶にないんですが、スピードアップしながら1級山岳の頂上ゴールを目指す集団ですでに逃げは吸収された後だったのでしょうかね。残り2㎞地点でモビスターのミケル・ランダ選手がキンタナ選手には負けないぜ!と思ったのか、集団をばらけさせようと思ったのかスパートをかけます。ついていたAG2RとEFエデュケーションの選手を置いて行って突き進みます。

 

ただ、残り200mでミケル・ランダ選手は集団につかまり、この集団もスピードを上げます。この集団のまま山頂ゴールを目指しますが、ミケル・ランダ選手を先頭でパスしたUAEのディエゴ・ウリッシ選手がそのままのスピードで踏み抜けて先着ゴールとなりました。続いて、クイックステップのエンリク・マス選手、ディメンションデータのトムイェルト・スラフテル選手が続きます。総合争いはアシストに回ったBMCのシュテファン・キュング選手に代わって集団でゴールした同じくBMCのリッチー・ポート選手が首位に立ちました。

 

第6ステージ

山岳3連戦の二日目はクイーンステージ、超級山岳フルカ峠、超級山岳クラウセン峠を超えて最後は3級山岳ウツナッハを超えてのゴールとなります。ローラーに跨ってDAZNに中継を合わせると9人ほどの逃げ集団に遅れること3分半くらいでのメイン集団、メイン集団は総合首位のBMCが引いているようです。

 

詳しく見てみると超級山岳クラウセン峠を丁度登りきるくらいのところでダウンヒルに入ります。逃げ集団から3人ほどが遅れてしまったようです。順調に先頭交代をしていた逃げグループにも色々と思惑があるのか、単純に脚が売り切れたのかだんだんと前を引かなくなる選手が現れてきます。中でも一番頑張っていたのはバーレーン・メリダのゴルカ・イサギレ選手でした。ゴールのある三級山岳までに2回あるスプリントポイントをイサギレ選手が先頭通過していきます。

 

3分前後の差があったBMCが引くメイン集団も三級山岳を前に一気に加速すると1分を切る流れに、ただ、残りの距離からすると牽制が激しくならなければそのまま逃げ切りのように思える展開です。

 

逃げ切り濃厚となった逃げグループはトレックのゴグル選手がアタックすると抜け出しますが、ちょっとアタックが早すぎたか失速、追いかけるサンウェブのクラークアンデルセン選手、カチューシャのハース選手が抜いていきます。

 

一方のメイン集団は総合首位のBMCリッチー・ポート選手がアタックをかけます。これを総合上勢のキンタナ選手などが追いかけるも失速、アタックでばらけている逃げ集団に強烈な勢いでもって迫ります。

 

先頭はそのまま、クラークアンデルセン選手が先着、ハース選手、イサギレ選手と続きますが、この逃げグループのお尻にはなんとリッチー・ポート選手が追いついているではありませんか。結局リッチー・ポート選手は27秒遅れでゴールし、総合ライバルからタイム差をつけてリードを広げました。

 

第7ステージ以降はさらっと見た程度。第7ステージはモビスターのキンタナ選手頑張ってた、第8ステージはスプリントでFDJのデマール選手が勝利、最後の第9ステージは個人TTでサンウェブのマイケル・マシューズ選手がよく頑張ってた。

 

DAZN

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自転車用ケミカルメーカーでお馴染みの和光ケミカルの日焼け止めを買いました

今の時期としては梅雨でありまして、雨やら曇り空やらでどんよりなわけでありますが、私の住む東京近郊や関東地方では5月頃からすでに紫外線量は増えているという状況でありまして、梅雨の中休みの晴れであってもすごい日焼けをしてしまうのですよね。私は年甲斐にもなく結構日焼けを気にする方でありまして、今までも色々と対策を取っていたわけであります。

 

そもそもローディーにとって日焼けが良くない理由というのは、第一に日焼けは体力を消耗してしまうと言うことで、そこまで体力のない私には死活問題であると言うのがあります。そして、第二に指切りグローブやらアイウェアやらヘルメットやらで日に当たらない部分とそうでない部分でポッキーになってしまうってのがあります。全身一様に日焼けするのであればまだしも、プロでない生活を送っている人間がまだら模様なのは非常に気になるところなのであります。

 

そんなわけで、アームカバーとかロングビブタイツとか指切りじゃないロンググローブとかを使うのですがそれでも不十分なので日焼け止めを使うんですね。ただし、普通の日焼け止めではヒルクライム中に滝のように流れる汗によって流れ落ちてしまうわけでありまして、水で落ちないウォータープルーフの日焼け止めが必要になるわけです。

 

そんなおり、私が全幅の信頼を寄せる自転車のメンテナンス用のパーツクリーナーやらチェーンディグリーザーやらのケミカル製品でお馴染みのWAKO’Sさんが出しているウォータープルーフの日焼け止めってのが話題になっていたので、購入してみることにしました。普段はAmazonさんでポチる私ですが、ネットでは取扱していないと聞いたので、先日フロントフォークのコラムカットをお願いした時に行ったY's Roadさんで買いました。今は日焼け止めはAmazonで取扱があるようですね。

 

青い小さい方が日焼け止めで、大きい白い方がクレンジングオイルです。水じゃ落ちないウォータープルーフですので、クレンジングオイルが必要なんですね。女性の方であればすでにクレンジングオイルとか持っていると思うので、それでも良いのかもしれません。

 

実際につけてみようと手に出してみると、見た目は普通のビオレとかの日焼け止めと同じ感じでした。これを顔や耳や首と、指を念入りに手に塗っておきます。腕や足はアームカバーやロングビブで日焼け対策をしておきます。

 

結果、指切りグローブを装着して鶴峠へライドに行ってきまして、天候は昼食後に少し曇り空でしたが、その他の時間帯では晴れていましたが指はこの通りポッキー状態にはなっていませんでした。と言うか、その前の週のライドですでにポッキー気味になっていたのに目立たなくなってるのがびっくりですよ。

 

そんなわけで、お値段的には結構するのですが、効果の程はバッチリですので、これから梅雨が明けてみんなお外に飛び出すタイミングではこれはすごく有効な手段なんだと思いました。ま、私の比較できる日焼け止めはコンビニで買ったビオレのものだけなんですけどもね。

 

ビオレ UV さらさらパーフェクトミルク SPF50+/PA++++ 40ml

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(パールイズミ) PEARL IZUMI 401 コールドブラックアームカバー 401 2 ブラック L

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鶴峠はヒルクラに千年亀の速度で参るねんライド

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6月9日土曜日、世間はロックの日を楽しんでいると思いますが、全国のヒルクラスキーなローディーの方は翌日に控えた富士ヒルクライムに出かけており、たぶん東京近郊では峠ガシガシ昇る人は居ないんじゃないかなと思います。そんなわけで、梅雨の中の晴れ間を楽しむべく、前日からカーボローディングをしてぼっちヒルクラを楽しんでみたいと思います。今日向かったのは鶴峠であります。

 

鶴峠はみんな大好き都民の森の一本奥の道で山梨県側になります。都民の森は東京都の西のはずれにあるわけですが、その境界を山梨県側に超えたところと言うことになりますね。都道府県の堺は山やら川やらで区切られていることが多いのですが、ここは山で区切られていますよ。

 

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まずはいつも通り多摩サイからエントリーして都道7号線 睦橋通りで武蔵五日市駅まで向かいます。府中市に引っ越したら自宅から武蔵五日市駅まで約25㎞とけっこうわかりやすい距離になったので、武蔵五日市駅のセブンイレブンで休憩です。ここから都民の森方面へ進みますが、途中でフロントシングルギアでリアがワイドレシオなグラベルロードの人に追いつきます。この方、ものすごくペダリングがキレイで後ろにつきつつ研究します。が、桧原村役場を超えて勾配がキツクなる区間にてワイドレシオを活かしたハイケイデンス維持して進んで行ってしまい千切れました。みんなが富士に行っているわけじゃないのね。

 

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都民の森方面へ日野原街道を進み、上川乗の信号のところで左折します。

 

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上川乗で左折すると甲武峠(甲武トンネル)を超えて山梨県側に行くための上り区間になります。以前、山梨県側から通った事があるルートでこちら側に下ってきたわけですが、ダウンヒルの記憶よりもちょっとキツイかったです。だって、ガードレールがあんなに上の方にあるんですもの。

 

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しばらく上っているとだんだんと見晴らしがよくなってきます。檜原街道が見えたりもするので、あぁ、あっちは都民の森方面なんだなぁ~とか思うので楽しくなってきます。

 

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標高約600mまで昇り終えるとトンネルが二つ出てきます。東京都側からですと、栗坂トンネルと甲武トンネルで甲武トンネルが東京と山梨の境目になりますね。走りながら栗坂トンネルでも写真撮ったのですが、トンネル手前で休んでいるローディーの方の顔がバッチリ映り込んでいたので不採用です。

 

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甲武トンネルを超えて山梨県側に少し下ると休憩出来るスペースがあるので、ちょっと腰を下ろして補給食をもぐもぐしながら休憩。梅雨の中休みで空気も澄んだ感じで景色がよいですね。ちょっと雲が多いですけれども。

 

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甲武トンネルからダウンヒルをしてくると交差点に出ます。ここを直進すると相模湖方面へつながるのですが、ここを右折すると鶴峠への道になります。さすが峠へ繋がる道なだけあって道路が登り始めているのがここからでも確認できますね。

 

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相模湖側から鶴峠への道はのんびりと和やかな感じではあります。序盤はちょっと大人しめのどうし道と言った感じでしょうか。まぁ、どうし道と同じ山梨県だから似たような風景にはなるのでしょうけどね。

 

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ただまぁ、優しいだけの道ではなくて勾配10%越えの坂も普通に登場するので油断はできません。鶴峠は2つの坂から構成されており、相模湖側からだと1つ目が標高680mくらい、2つ目の鶴峠頂上が930mくらいです。この11%の看板が出てくると1つ目の終盤となります。

 

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1つ目の坂をクリアしたらちょっとだけ下り区間に入ります。この下り区間で時間は12時を回っていたのでランチタイムにしたいと思います。羽置の里 びりゅう館と言うところで食事です。びりゅう館の手前にある水車で挽いたお蕎麦と季節の天ぷらセットを頂きます。季節の天ぷらには、トマトの葉があったのですが、トマトの葉って食べられるものなんですね、トマトの葉はすごく青臭いのですが、天ぷらになってしまうと全く気にならない感じでしたが、まぁ、特別旨いわけでもなく、普通の葉物って感じでしたね。それから自家製の柚子ソーダといただきましたが、ドロッと濃厚でよくかき混ぜて頂くのでソーダ感が一切ありません。梅ソーダかシソソーダにしておけばよかったかなぁ。

 

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びりゅう館を出ると鶴峠へと向かうのですが、さっきまで晴れていた天気がちょっと怪しい雰囲気になってきました。梅雨の時期で仕方がないですが、ここまで来て雨に降られるとちょっと最悪です。結局雨にはならずに、太陽が隠れて涼しく感じる程度でラッキーでしたね。

 

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途中でアクションカムの電池が切れてしまったので、ヒルクライムしながらの電池交換という技を習得することが出来ました。写真は電池交換後に切れたバッテリーをポーチに入れているところです。鶴峠は路面は荒れているところが結構ありましたが、交通量自体は非常に少ないので走りやすかったです。

 

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鶴峠もだんだんと佳境に入り、つづら折りのカーブが登場するようになってきました。勾配も10%を超えるなどしてきて一筋縄ではいかないですし、標高も1,000m近いので結構なボリュームです。

 

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そんなこんなで、鶴峠に到着しました。申し訳なさげに看板とバス停があるのみでしたが、バス停があるのはこのあたりに集落があるからなのか、近くに登山道とかがあるからなのでしょうか。記念撮影してすぐに奥多摩湖方面に下り始めます。

 

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鶴峠を越えたので奥多摩湖への束の間のダウンヒルです。路面があれているところもあるので注意が必要ですが、このタイヤ痕の多さは峠を攻めている車が多いからなんでしょうか?奥多摩周遊道路は夜間通行止めなのでこのあたりで楽しんでいる頭文字Dな人たちが多いのかもしれませんね。昼間はそんな人たちが居ないので路面にラバーが乗ってグリップが良くなることを期待するF1脳に切り替えつつ安全に下ります。

 

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ダウンヒルをしていると原始村なるところが登場しましたので、ちょっと寄り道していきたいと思います。

 

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ただ、この原始村をちょっと通っただけですけれども、竪穴式住居がいくつかあるのと、蕎麦屋があるくらいで他には何もないので拍子抜けです。とりあえず雑に写真を撮ってすぐに出発します。

 

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奥多摩湖まで下りきました。奥多摩湖の茶屋の自販機でコーラを飲んで糖分を補給したら、風張峠へ上り返します。パトカーがサイレンを鳴らしながら何台か通っていきましたが、走り屋さんがハッスルしているからなのでしょうか?

 

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風張峠を奥多摩湖側から上るのは2回目でして、丹波山村でソロキャンプをした帰りに10㎏の荷物を背負って登った時以来でしたかね。途中で消防車と救急車にも追い抜かれました。どうやら事故があったらしく、先ほどのパトカーもこの事故の関係だったようです。止められてしまったので、5秒ほどではありましたが、合法的な足つきです。奥多摩湖側の風張峠は斜度6%~8%が延々と続く感じで激坂はありませんので、だらだら登れば到着すると思います、富士ヒルもダラダラ上る感じらしいので、ちょっと距離は短いですがいいトレーニングになるかもしれませんね。

 

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途中の絶景ポイントである月夜見第一駐車場ですが、今回は無視して登り続けて、東京都内の道路で一番高い1,146mの風張峠に到着しました。写真だけ撮って都民の森で休憩するためにすぐに降ります。

 

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都民の森で休憩しつつ、だんごを食べて風張峠で消費したエネルギーを補充します。時間も16時を回っていい時間なのでダウンヒルを楽しむことにしましょう。ただ、この日はちょっとグリップが弱くて曲がりづらかったです。後で確認したら結構後輪がすり減っているようでした。

 

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なんやかんやで武蔵五日市駅に到着、この日は前々から気になっていた武蔵五日市駅の駅前にある東京裏山ベースに寄っていきます。アウトドアな人たちが集うお店のようで、お客さんも結構多く入っていました。ここでは美味しいプロテインドリンクが飲めると聞いていて注文しようとしましたが、ドリンクに入れるハチミツが在庫切れで残念ながら提供できないとのことで、コーラとマンゴーアイスを頂きました。マンゴーソフトの上に冷凍したマンゴーが乗っていて非常に美味でしたね。もう一つ贅沢を言わせてもらえば、自転車ラックがあれば良いのに・・・。と言うことでしょうか。

 

さて、都民の森を出発するときにGARMINのスクリーンをグローブで拭ったら誤ってライド終了にしてしまったのでStravaデータが分割されてしまいました。反応したのが削除ボタンじゃなくて保存ボタンで良かったです。合計して走行距離148.4km、獲得標高2,055mと結構ハードなライドでしたね。

 

 

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