二段階紆余曲折

小並感満載で日常的なことを。

グリーンブックと言う映画を観てきました

人間と言うか動物全般と言っても良いかも知れません。危険回避の為に恐怖を感じるように出来ているのですよね。恐怖にはいくつか種類があって、まさに目の前にある危険な状況や経験と言うのが一般的だとは思いますが、目に見えないからこその恐怖と言うのがあるのだと思います。つまり、これから何が起こるのかわからない恐怖ですね。

 

例えば放射能とか化学物質とかなんですが、そこに存在しているかが目に見えてわからない。そしてそれらがどのように影響を及ぼすのかがわからない。そう言った認知によって必要以上に恐怖を感じるものだと思うのです。食品添加物を必要以上に恐れる人もこういった恐怖からものを申しているのではないかなと思います。まぁ、実際に何をどれだけ摂取したらどれだけ危険なのか?って言うデータがあまりなかったり、少量でも体質によってごくわずかの確立で影響が出たりと言った事に対して必要以上に恐怖を感じるのではないでしょうかね。

 

何が言いたいのかと言うと、よくわからないものは怖いと言うことと、よくわからない怖さがあるものは排除されがちであるという事なのでしょう。

 

さて、今回観た映画は白人と黒人の差別のお話です。ちょっと乱暴者のイタリア系のマッチョな用心棒が、ちょっと神経質な黒人ピアニストの用心棒になってアメリカを旅しながらコンサートツアーするお話です。なんとなく想像出来ると思いますが、マッチョは今まで黒人を差別的に扱っていた側の人間なんですよね。でまぁ、ツアー中のアレやコレや、黒人に対する理不尽な状況を一緒になって経験することや、数々の会話などの中から打ち解けていくってなお話です。

 

乱暴者のマッチョと神経質なピアニストの旅なので、元々気が合う二人ではないのですが、その二人が旅することによるミスマッチが非常にコミカルで面白いお話でした。チキンのくだりとかゴミのくだりとか手紙のくだりとかね。

 

差別と言うのはお互いが自分とは違う何かであり、よくわからない者、理解しあえない者であると言う認識から発生するのだと思うのです。つまり、見えない・わからないことの恐怖心が差別的な言動に結びついているという事です。このツアーを通して理解が深まった二人には、もうそんな感情はなく、生涯のパートナーとなるのでありました。めでたしめでたし。

 

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奥多摩湖から風張峠へ奥多摩周遊ライドに行ってきました

先日の都民の森ライドはまだまだ寒くて途中から雪が降る悪天候でしたが、下界に降りてみれば別に雪も雨も降っていなくて山の恐ろしさを感じたわけです。今回は3月21日の春分の日に奥多摩湖側から風張峠を目指すライドに行ってきました。まぁ、ほら、春分の日だし、もう春だし、雪とかもう降らないだろうし雪も解けてるんじゃね?ってな感じですよね。

 

何はともあれ、まずは奥多摩湖に行くために多摩川サイクリングロードを北上して羽村堰まで向かいました。うーん、この川を見てもあんまり春を感じる事はできないのだけれども。

 

とりあえず先は長いので体力温存のために休憩がてらに写真撮影をしておきます。

 

毎年羽村堰では桜の時期にお花見のお祭りがありますが、桜のつぼみはそれなりに大きくはなっていますが、まだちょっと時期的には早いですね。ただお祭りの提灯は準備万端のご様子。満開になったら出店を楽しみながら桜を見ようかなと思いますね。

 

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さて、羽村堰から奥多摩駅やら奥多摩湖やらの色々をすっ飛ばした結果次の記録に残っている画像は奥多摩周遊道路をヒルクライムする姿であります。天気が良くて気持ちが良いですが、まだまだ体力が戻っていないからなのかふらつきながらの登坂であります。

 

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へこへことまったり登っていると何やら気配を感じるではありませんか。はて、この気配は・・・。

 

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おかわりいただけただろうか?親子と思われるおサルが毛づくろいしているではないですか。奥多摩の割と大きな道路沿いにこんなに警戒心の無いサルが居るなんて驚きです。よく日光のサルが食べ物を奪いにくるとか言う映像を見ますが、ちょっとした恐怖感に襲われますよね。アクションカムの動画を見返しながら、この先でもサルが居ると自分の声が入っていましたが、どこだか見つけられませんでした。

 

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そうこうしているうちに月夜見の第一駐車場に到着です。天気が良いし空気も澄んでいるので景色が良さそうですが、休憩せずに登りきることを第一に考えてスルーします。

 

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電車界隈では撮り鉄なる鉄道ファンが撮影している姿とかがありますが、奥多摩周遊道路はスポーツカーやらバイクが走っているので、それを目当てに写真を撮る人も居るようですね。

 

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とまあ、そんな感じで無事に風張峠に到着しました。雪は完全に溶けていた模様です。と言うよりも、前回の都民の森では積もるのが嫌ですぐに帰りましたが、結局積もるほどは降ってなかったのかもしれませんね。

 

今回奥多摩湖側から風張峠まで行ってきましたが、距離131㎞で獲得標高1,457mだったようです。このペースのライドでちゃんと富士ヒル登りきることが出来るのか心配になります。

 

まっぷる 秩父・奥多摩 高尾山 (まっぷるマガジン)

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東京の庭(青梅~奥多摩 小さな旅)

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ローラーに乗りながらDAZNでミラノ~サンレモ 2019を見ました

スプリンターのためのクラシック。そして格式高いモニュメントであるミラノ~サンレモですが、昨年はスプリンター勢を振り切ってニーバリがダウンヒルで抜け出して勝利したのは記憶に新しいところ。勝負所のポッジオの上りでスプリンターが遅れるか遅れないかで結果が全く別のものになるのでしょうね。

 

長くを逃げてきたアンドローニのマスナダも最後の二つの勝負所まで、ポッジオの1つ前のチプレッサで吸収されることになり、緊張感が漂いだします。ここからは誰が飛び出すかわからないので油断なりません。チプレッサの上りが終わるとともに飛び出したのはボニファツィオ。カメラのモトバイクにそこどけそこどけと追い抜いていく姿が恐ろしい。ローラーに乗って見てると本当に恐怖を感じる。

 

ただ、ボニファツィオの逃げは平坦区間で吸収されまたバチバチな心理戦に突入します。次は勝負所のポッジオです。スカイを先頭に入り、このまま高速列車を走らせてスプリンターを撃沈させてからのクウィアトコウスキーで勝負かな?と思いきや前を引き出したのはスプリンターのヴィヴィアーニを要するクイックステップでした。ヴィヴィアーニが付いてこれる最大限の速度でかつアタックをさせないための走りなのかな?と、思ったわけですがねぇ。 

 

クイックステップの高速牽引でチームメイトのヴィヴィアーニを含むスプリンターは脱落すると、先頭に出たのはアラフィリップだけれどもまだまだ勝負はかけられないのか様子見の模様。そこへEFのベッティオルがアタックしたわけですね。アラフィリップは様子を伺った、誰か行くの?行かないの?行くなら任せるけれども・・・、行かないなら行くっきゃないっしょ!つって異次元のスピードでベッティオルも瞬殺でパスするとそのまま逃げ続けた。

 

まぁ、この勝負所にしてエース格のボーラのサガンとスカイのクウィアトコウスキーはやっべ!あいつ本気やで~てな具合に追いかけるわけですな。とは言え、下りきった先には平坦区間があり、ここを一人で逃げ切るのは現実的ではないアラフィリップは足を休めながら待ち、6人の集団となる。

 

残り2㎞地点で独走力のあるミッチェルトンのトレンティンがアタックをかけるが、誰も追わず牽制状態。ユンボのファンアールトがブリッジをしかけるも牽制で協調体制が生まれない、これでこの二人で決まるか?と思った瞬間にアラフィリップがスパートとすると追いついてグループはスローダウンするとさらに追走が追いついてきた。

 

追走の中からバーレーンメリダのモホリッチがいつも通りの早仕掛けのアタックをするとこれに反応したアラフィリップは追いつき、またスプリントに向けて足を休ませる。牽制状態のサガンを先頭にスプリントの体制にはいるとやはり早仕掛けのモホリッチがスプリントを開始、これにも最初に反応したアラフィリップがそのままスプリントを制して勝利。

 

いやぁ、ものすごいものを見たなぁと言う感想である。ストラーデビアンケからもう、出るレース出るレース全部勝つんじゃね?ってな感じの勢いを感じるわね。

 

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