二段階紆余曲折

小並感満載で日常的なことを。

イツリア・バスクカントリー2018 第1ステージ をDAZNで見ました

昨日のブログで書いた通り、初めてサイクルロードレースの生中継でロンド・ファン・フラーンデレンを見たら思いの外楽しかったので、また見てみようと言う気になったわけですよ。今日はイツリア・バスクカントリーと言うスペインのバスク地方を一周するようなステージレースであります。

 

イツリア・バスクカントリーはもともとスペイン語のブエルタ・アル・パイスバスコという名前だったのですが、現地のバスク語の名前になったようですね。ちなみに、私のジェフサポ仲間にはスペインのバスク地方を拠点するアスレチック・ビルバオが大好きな人がいまして、毎年スペインまで行っているようです。ビルバオは変わったクラブで、バスク人(バスク出身だかバスクに縁のある人)しか選手にしないようなところなんだそうです。まぁ、ファンやサポーターにはそう言うのは無いみたいなんですけどもね。スペインはカタルーニャの独立問題とかありますし、何かと複雑な国なのでしょうか。

 

このレースには日本からバーレーン・メリダの新城幸也選手が出場していますし、同じくバーレーン・メリダからロンド・ファン・フラーンデレンにも出場していたニーバリ選手、バスク地方出身であるイサギレ兄弟が出場しています。ニーバリ選手は266kmを走り終えたあとすぐに移動しての翌日からのステージレースなんですが、プロの選手とはそう言うものなのでしょうか。

 

最近は仕事が忙しい事もあって帰りが遅くなり、中継を見始めたのが24時20分過ぎ頃だったかと思います。この時の状況としては最後から2つ目の3級山岳アイアを登り終えてからのダウンヒルからでした。丁度この3級山岳アイアの上り区間でメイン集団が逃げをグループを吸収したところだったようで、贅沢言うのであればその所から見たかったですね。とは言え、わりかしいいタイミングだったのではないでしょうか。

 

逃げを吸収した集団は縦一線となってダウンヒルをします。途中のラウンドアバウトで小さな落車などありましたが、大きな混乱は無いようでで、そのまま最後の2級山岳エルカノ・ガイナに入ります。このエルカノ・ガイナは距離は2km程度と短いものの最大勾配が20%となる激坂区間があるようです。ここでロットNLのログリッチェ選手、クイックステップのアラフィリップ選手、モビスターのキンタナ選手がアタックして先行します。メイン集団からはバーレーン・メリダのゴルカ・イサギレ選手などが追いますが差は開く一方となります。

 

アタックして抜け出した3人でそのまま行くかと思いきや、クライマーのキンタナ選手が遅れます。エルカノ・ガイナを登り終えると残り約3kmで2kmのダウンヒルとラスト1kmは2つのコーナーがありゴールとなります。抜け出た二人は懸命に先頭交代をしながらダウンヒルで攻め続け20秒ほどの差をキープしながらスプリント対決になり、追走は追いつかない模様。

 

最後のスプリントは先頭交代の末に前に居たログリッチェ選手の真後ろからアラフィリップ選手がスプリントを開始、ログリッチェ選手が反応してスピードを上げる前にアラフィリップ選手が抜き去るとそのままログリッチェ選手の前に入って蓋をするとアラフィリップ選手がスプリントを制することになりました。昨日もクイックステップ、今日もクイックステップという感じですね。

 

バーレーン・メリダはゴルカ・イサギレ選手が先頭から23秒遅れの集団で5位となりました。新城選手はアシストの役目を終えた後にグルペットでゴールした模様です。今回もレースの最も熱いと思われるところはバッチリ見れたのでラッキーだったかなと思います。第2ステージも見れたら見ます。

 

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ロンド・ファン・フラーンデレンをDAZNで見ました

昨日のブログはサッカーのお話でしたが、4月1日からDAZNに加入したんですね。主なる目的はJリーグを見ることなんですけれども、2年前から自転車を趣味にしている身としてはロードレースの方も見てみようと言うことなんですよ。

 

で、記念すべき観戦初回に選んだのはロンド・ファン・フラーンデレン(ツール・デ・フランドル)であります。まぁ、選んだつっても、この日に放送してるロードレースはコレしか無いんですが、ほぼ前提知識なく見始めることとなりました。ちなみに、ロンド・ファン・フラーンデレンはツール・ド・フランスの様なステージレースではなく、1日で決着がつくワンデーレースであり、そのワンデーレースでも5本の指に入るモニュメントと呼ばれるうちの一つであります。

 

中継は日本時間の午後5時15分からとの事でした。夕方ちょっと貸畑で収穫やら次の植え付けの準備やらをしていたので帰った6時半くらいから三本ローラーに乗りながら見始めました。状況としては逃げが出るまでのアタック合戦でしたね。雨が降る中のレースで石畳区間もあったりなんかしてアクシデントがありそうではありましたが、致命的なのは無かった模様です。もし、大きな落車が発生とかしたら、私はビックリして身体が動いて三本ローラーから落車していたかもしれませんので、私個人的にも落車が無くてよかったなと思いました。

 

アタックしては吸収され、アタックしては吸収されの末に、ようやく11人の逃げグループが形成されました。新城幸也選手が所属している関係でちょっとだけバーレーン・メリダに肩入れして見てみることにします。やっぱりサッカーでも何でもスポーツは応援しているチームやら人が居るのが一番楽しいわけですよ。で、勝手に敵を作るのもまた面白いもんでして、バーレーンと同じ中東のUAEチームエミレーツを最大のライバルとして見ることにしましょか。この逃げグループにバーレーンとUAEが入ってきているのがまた展開を面白くさせますね。つっても、もう晩ごはん時だし、三本ローラー疲れたんで1時間ほどで終了し、見るのをお預けといたしました。

 

本当に何も前提知識無く見ていたので、レースが266kmもあるなんて知らなくて23時ごろにそう言えばレースどうなったのかな?と思ってDAZNを着けたらまだレースしているのね。そしてラストの一番良いところだったと言うコレはビギナーズラックと言えるでしょうかね。

 

見ていない間に色々と動きがあったようで、逃げているのは4人でメイン集団の有力選手はボーラのサガン選手、バーレーンのニーバリ選手、クイックステップのジルベール選手とかでしょうか。ボーラのアシストのオス選手が千切れかけていましたね。

 

各チームがアシストを減らしていく中でエース同士の対決になっていくように見せかけながら、クイックステップだけが人数を揃えている感じです。この頃からスプリント対決では勝ち目が無さそうな選手が単独抜け出しを目論んでのアタック合戦が始まります。ニーバリ選手が単騎で抜け出すも吸収され、カウンターで飛び出した選手が吸収されをしながらアタックが繰り返されます。最終的にアタックが成功したのはニーバリ選手とクイックステップのテルプストラ選手でした、二人で協調して前を追いかけるのかと思いきやテルプストラ選手は1人で突き進んでニーバリ選手を千切ってしまいます。

 

テルプストラは単騎で逃げグループに追いつくと石畳の上りで4人をごぼう抜きしてただひたすら突き進むのみ、1人タイムトライアルの体制に入ります。このテルプストラ選手の逃げに1人だけ食らいついた選手が別府選手が所属するトレックのペデルセン選手でした。4人で逃げていて消耗激しかったでしょうがここでの踏ん張りが効くのは素直に感動しますね。

 

さて、メイン集団の方はどうなるかと言うと、協調してスピードを上げてクイックステップのテルプストラ選手を追いかける必要があるわけです。が、テルプストラ選手が先頭に躍り出た今出来ることは何か?そう、同じくクイックステップのジルベール選手が協調体制の邪魔に入るんですね。先頭から2~3人目にずっと入り、スムーズな交代をしなくなります。サガン選手は必死に協調を促すわけですが、最後のスプリントに脚を残したい選手はそれに乗ってこれないと言う感じです。

 

痺れを切らしたサガン選手は単騎で追いかけようとしますが、テルプストラ選手にもペデルセン選手にも追いつきません。諦めてサガン選手はメイン集団に戻ることを選択します。こうなるとメイン集団は集団内でのスプリント勝負で3位表彰台争いにシフトします。よって、テルプストラ選手に独走で勝利、テルプストラ選手に千切られても最後まで諦めなかったペデルセン選手が2位でゴールします。最後の集団スプリントは集団を引かずに協調体制を邪魔するだけで脚を溜められたジルベール選手が余裕で制しました。バーレーンはニーバリ含めて3人がメイン集団の最後尾でゴールとなっています。

 

初めてライブ中継でロードレースを観戦しましたが、なかなかおもしろいもんだなぁと思いました。さすがに266kmのレースを最初から最後まで見るのは難しいと思いますが、今後も要所要所をチェックして観戦できたらなぁと思います。

 

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お花見ライドとお花見サッカー観戦してきました

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はてなブログの今週のお題「お花見」と言うわけでありまして、早速お花見に行ってきました。別にお題とは関係なかったんですけれども、とりあえず行ってきました。東京都武蔵野市にある武蔵野陸上競技場はお花見シーズンには芝生席が開放されて、競技中であれば競技を観戦しながらお花見が出来るようです。この日はJFL第4節の東京武蔵野シティFCと奈良クラブの試合がありまして、どちらもJリーグ入りを目指すチーム同士の対戦となっております。

 

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今年の桜は咲いた後に寒さが戻る事がなかったので、そのまま咲き続けてしまって散るのも早い感じですね。風もそれなりにあったので桜吹雪の中でのサッカー観戦と言うのもなかなかオツなものでした。まぁ、私の方はロードバイクで来てたのでノンアルコールビールでしたけれども。

 

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試合の方は本田圭佑選手(同姓同名)要する東京武蔵野シティFCが中村謙吾選手(漢字違い) 要する奈良クラブに4−1で勝利した試合でした。ほとんど集中してみてませんでしたが、前半は奈良クラブがボールを保持してポゼッションサッカーをしている感じでしたが、ファイナルサードに侵入はできずにうまく武蔵野FCに守られている感じでしょうか。後半立ち上がりに、武蔵野FCの得点がたぶんセットプレー?(見てなかった)で先制します。その後は追いつきたい奈良クラブに対してカウンターの鋭さからサイドを崩されて、シュートがクロスになったものとか、マイナスのクロスとかで被弾を続けての4失点といった感じです。何というか、奈良クラブは悪い時のアウェイのジェフを見ている感じになってましたね。

 

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ライドの方は多摩川サイクリングロードから武蔵境通りを北上してスタジアムまで行ったんですが、この武蔵境通りは桜並木があったりしていてキレイで良かったです。ただし、信号峠に捕まって8割〜9割くらいの信号で止まっていたのですごいフラストレーションが溜まります。サッカー観戦後は多摩湖自転車道で多摩湖まで行きましたが、この多摩湖自転車道も桜の中を通る感じでして、非常に趣がありました。ただ、春の散歩日和、お花見日よりでいつも以上に混雑していましたね。そんなこんなで、多摩湖一周してから帰りましたとさ。

 

 

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