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策士策に溺れる「弱虫ペダル」51巻を読みました

今年からサイクルロードレースの大会にハンマーシリーズと言うのが開催されることになったようで、俺らワールドでおなじみのクリリンこと栗村修さんとサッシャがハンマーシリーズについての解説をしていますね。で、このハンマーシリーズは弱虫ペダルに近いとのことです。ツール・ド・フランスに代表されるグランツールの様なステージレースと弱虫ペダルのインターハイと言うのはかなりルールが違っています。弱虫ペダルの中でもインターハイは特別ルールだ!って言ってますが、まさにこの事ですね。

ハンマーシリーズは弱虫ペダルのように完全な着順スタートではありませんが、3日目のハンマーチェイスは1日目のクライム、2日目のスプリントのポイントによってタイム差スタートとなっている点と、表彰が故人ではなくチームであることが似ているとのことです。弱虫ペダルの作者の渡辺航さんは初心者でもわかりやすく!を基本的な考え方としてルールを考えたようですが、まさにハンマーシリーズと言うのはわかりやすく、興行的にもし易い点が考慮されているのだなと思います。

 


栗村さん「ハンマーシリーズは弱虫ペダルです!」サッシャ「いや、意味わからんて」

 

ハンマーシリーズについては置いておいて、弱虫ペダル51巻が発売されましたので読んでみました。今回も何も学ばないもっこす熊本が集団で先頭に追いつこうとするも、相変わらず小汚い広島呉南に出し抜かれる展開で、総北もこの集団に捕まります。去年と一緒やん、みんな学んだら良いと思うんだけど、学生スポーツはフェアプレーが基本となっているからなのか、どうしてもこうなっちゃうんですよね。要はみんな騙されやすいって事で。

 

で、策士なはずの我らの手嶋純太さんなわけですが、この策士の策がハマっている所ってほとんどなくて出し抜かれすぎじゃないの。ハマったのってインターハイ予選くらいじゃないのってくらいに策士策に溺れる感じが好きです。だって、手嶋さんってたぶん、策士じゃなくてただの地道な努力家(主人公チームのブーストあり)だもんね。

 

で、広島呉南の挑発にのってこりゃやべーってな感じで51巻が終わります。チャンピョンの連載ではもっと話が進んでいると思うのですが、私は雑誌は読んでないのでこの先を予想するに、無口パイセンの圧倒的走力でチーム2人が呉南を圧倒的に寄せ付けずに勝負に勝つ感じになるんじゃないかなと思います。で、先頭に追いついたらクライムに入って無口パイセンは膝の怪我でリタイアってところかなと思いますよ。

 

 

 

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