二段階紆余曲折

小並感満載で日常的なことを。

穴があったら入りたい「メイドインアビス」と言う漫画を読みました

去年の夏にはTVアニメ化され放送されており、現在もAmazonプライム・ビデオ等で配信されている「メイドインアビス」ですが、アニメ放送よりも結構前にKindleでポチってたのですが、長いこと読まずに放置されておりました。いい加減に読まないとと思ってたこのタイミングで読んでみましたよ。

 

幼女やショタ好みではないのすが、この手の冒険モノは結構好きなお話なんですよね。まず、地底とか洞窟とかって言うロケーションがそそりますよね。この世界にはどこまで続くのか分からないアビスと呼ばれる大きな洞窟のような穴が開いていて、古くからこの穴を探検したり、穴から出てくるお宝を探しに行ったりする人が居たようです。

 

ゴールドラッシュのようにこのアビスの穴の周りには当然のように街が出来上がり、探窟家(洞窟を探検する人たち)や、探窟家達相手の商売の人達で賑わっています。危険が伴うので途中で死んだり行方不明になったりするので孤児院なんかもあったりするわけです。

 

主人公は著名な探窟家の子供であるリコはそんな孤児院で育ち、当然のように探窟家を目指す探窟家の見習いなのです。ある日アビスの最も浅い第一層で発掘作業をしているとアビスの凶暴な生物に襲われるのですが、そこで助けてくれたのが、レグと言う人間のようなロボットのような子供だったわけです。

 

ある日、白笛(探窟家の最上位)である母親から便りが地上に届いて、それを見たリコはレグと一緒に孤児院を抜け出してアビスの最下層に居るであろう母親に会うために向かうのでした!めでたしめでたし。おひたしおひたし。

 

と、こんな風にこの世界観は私の大好物なわけですよ。言ってみれば風の谷のナウシカと天空の城ラピュタと盆と正月が一緒に来たように現れる感じです。「空挺ドラゴンズ」ほどはあからさまではありませんが、残酷でグロみのあるナウシカのようなところで、天空の城ではないけれども地下の奥深くへ潜っていく的な冒険要素は見ていて楽しいのであります。独特な生物やら、強敵や協力者が現れていく姿は正統派だなぁなんて思うわけなんですよね。

 

アニメの方も時間に余裕が出来たら観てみたいと思います。

 

 

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