二段階紆余曲折

小並感満載で日常的なことを。

強くありたい「乙嫁語り」10巻を読みました

人間誰しも愛されたいものであるわけでありますよ。それが過酷な環境であり守りたい人が居るならば、強くありたいと願うものであるわけですよ。そんな健気な人がいたら抱きしめたくもなるわけですよ。

 

時はいつだかわかんないけど、昔の中央アジア。人間が生き抜くにはちと過酷な環境であるわけですね。平均寿命が低い時代においては成人年齢は低く設定されており、同時に結婚する年齢も低いわけです。かつての日本も元服やらなんやらで低年齢でしたよね。現在の日本で晩婚化や少子高齢化が進んでいるのは寿命が伸びたから、つまり、文明が高度に発達したからと言うわけではないでしょうかね。わかんないけど。

 

ま、そんな中で若くして結婚した男性と言うのは奥さんを守ってあげたいと思うものでしょう。そして、そのためには強くならねばならぬのでしょう。そんなわけで、田舎育ちの奥さんの実家の方で狩りをしながら弓矢とか鷹狩とかで強くなろうと頑張っている13歳の若者が主人公のカルルクさんです。奥さんは20歳とかで、今の日本の年齢差としては大人と子供感があるけれども、当時はわりと普通だったのでしょうね。

 

そんな過酷な環境での狩りの話だとか、冬を乗り切る方法だとか、愛する気持ちだとかが読めて楽しかったです。

 

machine.hatenablog.jp

全然関係ないけど、関係なくもないんだろうけど、機械さんの「己嫁語り(おれよめがたり)」が大好きで毎年楽しみにしているんです。機械さんの奥さん面白い!因みに私の奥さんも大概面白い人なんですけれども、面白かった出来事をすぐ忘れちゃうのでまとめられないのが残念です。

 

 

乙嫁語り 10巻 (HARTA COMIX)

乙嫁語り 10巻 (HARTA COMIX)

 
乙嫁語り 柘榴の花咲くころに……

乙嫁語り 柘榴の花咲くころに……

 

 

関連記事