登山家に何故山に登るのかと聞いたら「そこに山があるから」と答えるように、冒険家に何故冒険するのかと聞いたら「そこに穴があるから」と答えるでしょう。または、恥ずかしいので「穴があったら入りたい」とでも言うのでしょうか。
さて、今回は「メイドインアビス」の7巻が発売されましたので、Kindleさんでポチって読んでみましたという事です。メイドインアビスは不思議な生命体などが居る不思議で巨大な穴があり、その周辺が冒険家達のベースキャンプとなっているとか言う世界観の中のお話です。冒険家の娘の主人公がその親と同じように冒険家憧れて、そして冒険家になるのはある意味で自然な事なんでしょうな。
ただちょっと「穴があったら入りたい」と言うよりは「穴があったら入れたい」的なちょっとエッチな描写もあるわけでありまして、それも好みがわかれるところなんじゃないかなと思うわけです。7巻ではその描写に磨きがかかってしまった感じもあるので何を書いていいやら悩みどころなんですよね。
単純な冒険ものの物語としては面白いと思うので、このまま方向性を誤って行き過ぎないようにしてもらえたらなぁと、個人的には思うのですが、そのあたりは好き好きなんで作者のつくしさんには好きに描いてもらったらいいんじゃないかな。
メイドインアビス公式アンソロジー 度し難き探窟家たち (バンブーコミックス)
- 作者: クロ,ホタテユウキ,つくしろ夕莉,吉岡よしこ,いけ,板倉梓,今井哲也,大川ぶくぶ,唐草ミチル,丈山雄為,武川慎,ねこパンツ,眠ヰネネマル,ハトポポコ,原田靖生,松沢まり,まつだこうた
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2017/07/29
- メディア: Kindle版
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