5月6月とそれなりにローラーを頑張っていて、Stravaにログがドシドシとアップされていたんですよね。それを昨年12月に宮ヶ瀬湖に一緒に行った友人Nさんとその職場のOさんと都民の森に行くことになったわけです。Oさんは富士ヒルとかに出るくらいのヒルクラスキーの重度患者なわけでありまして、本当のヒルクラというものを教えてあげますよ的な流れになっておりました。
とは言うものの実はOさんは都民の森に登ったことが無いらしい。そんなわけで、多摩川サイクリングロード沿いのY's Road府中多摩川店に集合の後、案内がてら多摩サイを道案内しながら進みます。都道7号線 五日市街道に出たところで武蔵五日市駅までは道なりまっすぐですって事で、Oさんに前を引いてもらいます。
多摩サイではまったり走っていたので追い抜いた速そうな人たちに五日市街道では圧倒的なスピード差でぶち抜かれます。都民の森でも見かけましたが、この人達はいったいどれくらいのタイムで都民の森に登るのでしょうかね。
都民の森を前にして最後の補給のために休憩はセブンイレブンで。ここを出ると都民の森のスタート地点である檜原村役場までしばらくアップダウンをこなしてきっとノンストップでそのまま向かうことになるのでしょう。
セブンイレブンで補給を終えたら再スタートです。セブンイレブンからだと6kmとかそのくらいでしょうか。だんだんと山深くなる景色の中を進みます。
そして檜原村役場過ぎのT字路の信号で止まった青看板には都民の森まで21kmの案内があります。ここからは都民の森まで各々のペースで行きましょうという事でレッドシグナルからグリーンシグナルに変わったところでスタートです。
友人のNさんはスタート直後にちぎれていきましたが、私はなるべくちぎれないように進んでいきます。が、すぐに限界を迎えてしまいます。鶴峠へ行く分岐点である上川乗の信号まではなんとか食らいついて行きたかったのですが少し手前の勾配が上がる区間でスピードダウン、ここからはマイペースで進むことになります。
ちぎれたとは言え、最近はローラー頑張ってるしそれなりに行けるじゃろ。と思いながら頑張ります。数馬の湯でスポーツようかんをモグモグと補給をしながら登りますが、別に二日酔いでもないので素直に受け付けてくれないくらいには疲弊しており、ようかんとゲップをドリンクで流し込みます。
それでもなんとか奥多摩周遊道路の旧料金所を進みます。料金所あたりからは先の道が見えるのですが、先の道で一人のローディーが登っているのが見えます。たぶんOさんってことで、それほど離れていないんじゃないか?とか思いましたが、結構離れているんだろうな。
都民の森の最終区間は結構厳しいと言う話をOさんにはしておきましたが、私自身がその恐怖でキツさを過大評価していたかもしれません。最終区間は10%超えが続くよ〜と伝えていたのですが、GARMINさんは8〜9%くらいの数値しか指し示していません。あれ?勘違いだったかな?こんな楽だったっけ?とか思いますが、ごめん、やっぱキツくて、あのカーブの先が終わりだ、あれ?いや、あのカーブの先が終わりだ。と何度か自分を騙しながらなんとか都民の森に到着しました。
どうやらOさんからは約5分遅れで到着したようです。いやぁ、我ながら頑張ったと思います。そうそうにちぎれたNさんを待ちながら三頭団子をいただきます。背中に背負っていたコンデジのレンズが曇ってしまっているのが戦いの壮絶さを物語りますね。
そして、楽しい楽しいダウンヒルのお時間です。とは言え、私は結構ビビリ体質なのですよ。そして普段はぼっちライドなのでどれくらいのスピードでダウンヒルして良いのかよくわからず、とりあえずついて行きます。最初はおっかなビックリでしたが、なんとか千切れずに済みました。
多摩川サイクリングロードに戻ってまいりました。多摩サイをそれなりに大きなヘビが横断中でして、それにビックリしたNさんは急に身体を捻って避けたときに腰まで捻って痛めてしまったようでゆっくりペースで最終区間を帰りました。
走行距離は106kmで獲得標高1,161mだったようです。Stravaの区間で檜原村役場過ぎのT字路から都民の森までのタイムは71分で自己記録を更新していたようであります。
実はこれまでの自己記録はクロスバイクで初めて登った時の83分だったので、ようやく更新できたという事になりますね。クロスバイクで都民の森にアタックした時が一番乗っていた時でもあるので、やっぱりしばらく乗り続けていると速くなるってのは本当だったようです。サボると遅くなるのも本当だったようです。
関連記事