二段階紆余曲折

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裏表があるのは当然だ「サッカーの憂鬱 ~裏方イレブン~」を読みました

サッカーに限ったことではないですが、プロスポーツ、いや、スポーツ全般においては多くの関係者が居てこそ成り立つのですよね。サッカーにおいての主役はもちろん選手・プレイヤーなのですが、関係者・裏方も当然のように存在していて、日々それぞれに仕事をこなしているのです。

 

「サッカーの憂鬱 ~裏方イレブン~」ではそんな裏方や花形ではないプレイヤーの仕事の重要性や苦労が垣間見える作品となっています。実際に紹介されているのは、審判、広報担当、ホペイロ、実況アナウンサー、第3ゴールキーパー、カメラマン、通訳、ユースコーチ、チームドクター、社長、芝管理人、料理人、代理人、ライター、営業、フィジカルコーチ、サポーター、なでしこの方々となっています。

 

粛々と仕事をこなしているホペイロ、ドクター、芝管理人、料理人などの仕事内容や気をつけていること、やり甲斐などはまた新たな一面が見れてくると思います。また、悪目立ちしがちな審判や社長や代理人などもプロサッカーを成り立たせるに大切な要素であることが解ってくると思います。全員がそうであるとは限りませんが、それぞれに自分たちの仕事をこなしているわけですが、なかなか上手くいかなかったり、苦労や限界が理解されていないことだったりもあるという事を忘れてはならないですし、相手は人間であると言うことは尊重しなければならないですね。

 

作者は以前紹介した「オーレ!」や「マネーフットボール」の能田達規さんで、今まであまり無い観点のサッカー漫画を書いておられる方です。派手さはない、そう、漫画としての派手さはないけれども大切な事を教えてくれる作品を作ってくれる方なので、これからも応援していきたいなと思います。

 

最後にプロのサッカーをするのには、本当に沢山の人の協力があってできる。グランド整備する人、ユニフォームを洗濯してくれる人、試合会場の設営、片付けをしてくれる人、何時間も前から会場に入り横断幕を出してくれる人…書いたらきりがないくらい。
そして、選手をどんな時も温かく熱い応援をしてくれるファン、サポーターの皆さんがいるから僕は苦しい時でも走りきる事が出来ました!!
本当にありがとうございましたm(__)m

現役引退|深井正樹オフィシャルブログ☆F-Goal☆

こちらは2008年の奇跡の残留と言われたジェフ千葉のそのシーズン中に移籍してきた深井正樹選手の引退コメントです。161cmと身長はサッカー選手としてかなり低いのですが、豆タンクの様な体つきでガッツあふれるプレーで当時のジェフ千葉で孤軍奮闘していた大好きな選手ですし、チームとしても奇跡の残留、降格、昇格を逃し、順位も下り坂と厳しい時に居た選手なので、今でもジェフ千葉サポーターの中では好きな人も多いと思います。ちょっと1人でプレスに行きがちでスペースを開けてしまうのが玉にキズでしたが。ジェフ退団後は怪我もあり所属クラブが無い状態だったところからV・ファーレン長崎に入団、さらに今年はJ3のSC相模原でプレーしていました。

 

そんな酸いも甘いも経験した選手がここまで「裏方イレブン」に対して感謝の気持ちを表してくれているのですから、私達ファン・サポーターももっと裏方に対して敬意を持たなければならないと思うのであります。

 

漫画の感想記事で申し訳ないですが、深井選手にはありがとう、これからもよろしくと伝えたいなと思います。

 

サッカーの憂鬱 ?裏方イレブン?

サッカーの憂鬱 ?裏方イレブン?

 
サッカーの憂鬱 ?裏方イレブン?2

サッカーの憂鬱 ?裏方イレブン?2

 
ホペイロの憂鬱

ホペイロの憂鬱

 

 

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