ちょっと前の話になりますが、奥さんは割と暇していた時期があったようで、今後のために色々な資料をTSUTAYAさんで借りては観てをしていたようですよ。その中にあったのがアカデミー賞で何賞かを受賞していたという「パンズ・ラビリンス」なのです。一緒に見ようと言うので、観てみました。
スペインで戦争中だか内戦中だかの時期のお話で、一人の少女オフェリアは再婚して身ごもっている母親と一緒に戦争中の基地にやってくるのでした。そこはゲリラ的になった敵の大きなお屋敷で、お屋敷のもとからの女中さん達も居るようなところで、付近には歴史的な遺跡のようなところがあるのです。
その遺跡に惹かれたオフェリアはそこに入ると、迷宮への番人の怪物っぽいのが居たんですよ。そのパンによるとオフェリアは迷宮に入る資格がある人物だ、だから、この本にある3つの試練をクリアして一緒に迷宮で幸せになろうず。ってなお話です。
本の最初の試練は木のウロにある巨大カエルさんを退治して鍵をゲットすることってなわけで、Gだらけの木のウロに入って巨大カエルから鍵をゲットすることに成功しました。次は地下室から何かを取ってくると言う試練なのですが、絶対に地下室にある食べ物を食べるなよ!と言う約束をオフェリアは破ってしまうのです。よくある、ここに居ろよ的なのを破るキンバリー・バウアーみたいなことをするのですね、あるある、何でやるなよって言われたことするのかな?馬鹿なのかな?とか思うんですけども。
はてさて、3つ目の試練は何だったけかな?あ、2つ目で約束破ったから迷宮に行けないって言われたんね。でも、生まれたばかりの弟を連れて迷宮の入り口に来たら連れてってやるよって言われて、連れて行ったんだよね、馬鹿だから。
結局はその弟の命と引き換えに迷宮に連れてってくれるとの話だったのだけれども、なんとか断ったのと引き換えに死んじゃうんだよね。まぁ、大雑把に説明するのが難しいけれども、だいたいそんな感じですわ。
最初はね、本に試練が描いてあったのに、2個めの試練からは怪物っぽいのが直接何すれば良いか伝えに来るようになるんだよね、それっておかしくね?本の通りにするって設定どこ行っちゃったの?とか、色々と納得が行かないよねぇ。
まぁ、戦争の方のお話と、迷宮のお話とが混じり合ってて、色々詰め込みすぎちゃった結果、最初の設定を忘れたとか、すっ飛ばしたりと、個人的にはいまいち納得イカねーなーとか思ったのでありました。
でも、ラストは良かったかもね。義父の名前を教えないって言いながら殺したところね。うん、それ以外は・・・まぁまぁかなぁ・・・。
関連記事